広報の高山です。
サステナブル活動の社内浸透の一環として、社内ボランティア団体「サステナブル研究会」の活動の第一歩を踏み出しました!!
第1回サステナブル勉強会の開催です。
第一回目は、「基礎編」と題し、サステナブルに関する歴史や用語について説明しつつ、今世界で起こっている意識の変化について感じてもらうことを目的に、コンテンツを設計しました。
この日のテーマは3つ
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①CSRを土台としたポジティブインパクトとネガティブインパクト
②企業のトランスフォームに期待したSDGs
③マジョリティーとマイノリティー
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①CSRを土台としたポジティブインパクトとネガティブインパクト
サステナブルの根底にあるCSRの歴史として、ポジティブインパクトとネガティブインパクトの捉え方を理解からスタート。
ヴォルビックの「1L for 10L」などのコーズリレーテッドマーケティングの事例から始まりポジティブインパクトを理解し、バイトテロ、マイクロプラスチックなどの人災、地震、異常気象、ウィルスなどの天災などの事例からネガティブインパクトの理解を深めました。
最終的には、現在の地球が置かれている危機的状況についてエコロジカル・フットプリントの説明を行いました。
②企業のトランスフォームに期待したSDGs
企業人がSDGs捉える際の勘どころとして2点を強調して説明しました。
・SDGsが、企業による社会課題解決への活動を期待されて作られていること
・そのために金融機関や投資家、消費者の意識が変ってきていること
③マジョリティー(多数派)とマイノリティー(少数派)
ここまでの社会に起こっている意識の変化により、マジョリティーとマイノリティーのトランスフォームの可能性について、これまでの時代変化や意識変化の歴史を、「サザエさん」の設定年齢や喫煙場所の縮小、ガソリンスタンドのセルフ化などを例にお伝えしました。
SDGsなどは、新しい概念ではないことを理解していただくために、近江商人の「三方良し」、二宮尊徳の「「道徳無き経済は犯罪であり、経済無き道徳は寝言である」、松下幸之助の「営利と社会正義の調和」、渋沢栄一の「論語と算盤」の存在にも触れました。
第2回勉強会では、「当社のサステナブルとは、具体的にどんな内容なのか」をテーマとして開催する予定です。
初回のレポートを最後まで読んで頂き、ありがとうございます。第2回のレポートにもぜひ、ご期待ください。