カルチャー
2021年9月15日

【CSR/SDGs/サステナブル関連のニュース】
「第3回 サステナブル勉強会」を開催しました!

広報室CSR/SDGs推進の高山です。

 

サステナブル活動の社内浸透の一環として、結成した「サステナブル研究会」の活動として、3回目となる社内サステナブル勉強会を開催しました! 

 

このコンテンツは、社内へのサステナブル活動の情報伝達と社外のサステナブル推進に
苦戦されている様々な企業のCSR、SDGs、サステナブル担当者の方々との情報共有を目的に作成しております。

 

さて、3回目となる社内勉強会は、2つの目的を持って開催いたしました。

目的① 海外からの視点でサステナブル活動について理解を深める
目的② 社内講師により関連企業の取り組みを知り、サステナブルへの興味と理解を深める

 

 

勉強会の開催にあたり、まずは社内講師の選定を行いました。サステナブル推進担当の私からの説明ではなく、社内で立場があり、活躍されていてサステナブルにも精通されているレアな講師を探さなければなりません。上司に相談すると「そういえば、学生時代から団体を立ち上げている方が…」という情報が入り、早速連絡をとり登壇を快諾いただきました。社内講師として登壇のお願いをしたのは、マレーシアやシンガポール、タイなどアジアの9の国と地域を統括しているネオキャリア海外統括の責任者(内藤 兼二さん)です。海外で感じた社会の変化と学生時代からのチャリティー団体を通じたサステナブルの状況についてお話しいただきました。大人気の内藤さんが登壇する情報は社内に広まり、申込者は過去最高の70名となりました。大成功です!!

 

 

内藤さんとサステナブル活動の出会いは、学生時代にさかのぼります。2003年にフィリピンでの児童養護施設チャリティ団体「+ONE」の設立にはじまり、カンボジア政府、王宮のバックアップのもと児童養護施設の支援や井戸の建設を目的として2005年にスタートしたカンボジアプロジェクトがサステナブル活動との出会いです。
https://neoone01.com/articles/1888/

■内藤さんのその他の活動
・Dreams come true 日本国内でイベントを開き収益を子供たちの学費にあてる活動。今までの支援金額3,500万円以上 現在もなお、活動継続中
・「+ONE」メンバー推移 15名(2003年)→約200名(2018年)
・REERACOENグループからも2017年に50万円を寄付。

 

 

 

ゲストの内藤さんに参加者から多くの質問が寄せられました。

 

 

Q.これからの世界の変化についてどのように感じていらっしゃいますか?

サステナビリティは、企業にとってイメージアップではなく、持続可能な成長だと思っています。これからは、取り組まなければ社会から支持されなくなる世界になっていきます。一例として、スターバックスに投資家が求めるKPIが客単価や回転率ではなく、「良質なコーヒーを提供する」ということからも経営指標の変化の流れを理解することができます。

 

 

Q.企業のサステナブル推進は、投資家の動向に影響を受けるかと思いますが、投資家の動きに変化はありますか?

リーマンショックをきっかけに投資家の「サステナブル」に対する注目が集まり、機関投資家はボラティリティの高い未来であっても持続可能な成長を遂げる企業に投資をするようになりました。経済のマクロな動きを表す「メガトレンド」や2030年までに浮上するといわれる「マクロトレンド」、大変革を起こしてしまう「潜在的ディスラプション」、ダボス会議での「グローバルリスク2019」などからも状況の変化を投資家が察することが想像できるかと思います。

※参照
メガトレンド 
マクロトレンド、潜在的ディスラプション 
グローバルリスク2019 

 

また、地球温暖化の未来を視点を向ければ、温暖化による気温の上昇(4℃)が起こると水面は上昇し、損害保険という業態は存続の危機を迎えます。そうなれば、投資家は投資が難しくなり、企業には変化が求められてきます。

 

 

そこで、投資家が思うことは、キーイシューなどでESGが格付けされたものを考慮して、企業のESGへの取り組みが数値化されたものを指標にするようになります。企業は、グローバルリスクと向き合いながらどのように進化していくのかが求められ、かつ、その取り組みを対外的に発表しなくてはならないのです。

 

 

Q.では、市民の意識変化と産業構造の変化についてはいかがでしょうか?

企業を評価する指標が変りました。財務情報だけではなく、非財務情報に注目が集まっています。資本主義は、オールド資本主義からニュー資本主義へと移行し、ニュー資本主義にお金が流れているため、どんな業態でもサステナビリティを求められています。今後、日本も大きく変りますし、我々もその変化を理解する必要性が出てきます。

 

 

 

 

Q.今後、日本企業はどのような動きを取るべきでしょうか?

日本でも「脱炭素」を中心に地方創生、DX、新型ウイルス対策、自然エネルギーの活用などの発信が増えています。世の中の注目が変わってきているので、企業はこういった社会からの期待に向き合わなくてはなりません。サステナビリティが期待できなければ融資をしない銀行も出てきていますし、国もサステナビリティ、SDGsを推進しています。今後も、日本が遅れている「環境分野」や「デジタル分野」への対策を中心に変化が求められます。

 

 

 

ーーREERACOENの活動ーー

REERACOENが掲げている社会課題は3つです。

①各国における所得格差 ⇒ ビジネスで社会課題である雇用創出を。
中間層の雇用創出をすることで、ブルーカラーへの雇用の裾野も拡大していきます。仕事が決まると本人だけでなく、その家族をも幸せにします。企業はそれにより業績があがり、社会へ投資還元するこの一連のサイクルを「ハッピースパイラル」と社内で呼んでいます。REERACOENは、その「ハッピースパイラル」の循環の起点となる雇用数を出数を外部へ毎月発信できる仕組みを構築しています。

 

②機会格差 ⇒ 職業選択の自由を実現

日本の労働力不足という社会課題と、日本に就職をしたいという希望を持っている外国人をつなぐ架け橋となり、「労働力不足」と「機会格差」という両国の社会課題を解決しています。一方で、アジア各国では現代奴隷と呼ばれる職業の選択の自由が保証されない事も起きています。希望する人が就職先や国、地域を選べる社会を目指しています。

・現地人材紹介→現地求職者&日本人を現地法人へ 累計紹介実績約25,000名
・クロスボーダー→現地求職者を日本企業/在日外資系企業へ 累計紹介実績約3,000名

 

③世界のプラスチックごみの捨て場に ⇒ 企業としてできることを
2017年12月に中国が世界のゴミの輸入を禁止しました。それにより、世界のゴミは東南アジアへ移動することになります。続いてタイ、マレーシアでは、2018年に輸入禁止となり、ゴミは、ベトナム、フィリピン、インドネシアへと移っていきます。焼却できないゴミは、海洋投棄されます。この課題を解決するために「For The Earthプロジェクト」を立ち上げました。プロジェクトでは、「One placement, One gift」を推進しプレイスメントの数だけ、REERACOENのロゴ付きマイストローやマイボトルをプレゼントし、地球をよくするための活動を推進しています。

 

 

 

 

その後も各国で以下のような取り組みを進めています。

<環境分野>
・全拠点でウォーターサーバーを設置、使い捨てプラゴミの撲滅
・マレーシアでマイボトル、マイストローを販促品に
・タイでマイバッグを販促品に
・シンガポールでは、ペーパーレス推進として承認、署名を100%電子化
・台湾で社員による海洋ゴミを拾うボランティア活動の実施

<ダイバーシティ分野>
・現地法人8か国中2か国が女性経営者(ベトナム、フィリピン)
・台湾法人で障害者雇用を5年継続

<社会分野>
・累計雇用創出数で表彰(フィリピン)

 

 

 

勉強会終了後のアンケートに寄せられた感想を一部紹介します。

 

ーー参加者の声ーー

・些細なことからでもまずは始めることが大事だと感じました。20代の若手でもできることがありますし、人材業だからこそできることを探して日々精進します。

・新卒が毎朝取り組んでいるアウトプット会では、「サステナブル投資」や「インパクト投資」について取り上げるようになりました。機関投資家も個人投資家も「SDG」に反応する!というトレンドに気づけました。

・第1回~第3回まで参加させていただき、ありがとうございました。コロナ禍において、より、「良い社会」があってこそ、自分が幸せになると思いますし、それを少しでも自分の生活の中で取り組んでみようと、手にも、環境にも優しい、食器洗い用洗剤を買うようになりました。

 

 

 

 

ーー最後にーー

 

サステナビリティとは、成長し続けること

 

内藤さんは最後に、「企業の思想や目指したい未来がサステナビリティを実現するために、どのように結びつけて、社会から支持していただくのかが我々の課題です」とメッセージを添えて、第3回の勉強会は終了いたしました。社内で影響力を持つ方がサステナブルの視点で社内研修を行うことで、財務と非財務の両価値の必要性をよりスムーズに浸透できたのではないかと思います。

次回は、新入社員向けに行った第4回サステナブル勉強会についてレポートさせていただきます。ぜひ、ご期待ください。

 

<過去の記事>
第1回内容第2回内容

 

ネオキャリアでは、サステナブル、CSR、SDGsなどの研修や勉強会のご依頼、企業連携による合同勉強会の開催、サステナブルパートナーシップ連携などを受け付けております。詳細は、下記メールまでお問い合わせください。

<ネオキャリア広報室CSR/SDGs推進 担当:高山>
kohei.takayama@neo-career.co.jp

 

 

 

高山 功平

ネオキャリア広報室/CSR・SDGs推進。日本サッカー協会公認B級指導者ライセンスを持つCSR推進担当者。1997年~2020年までロベルト本郷に憧れて様々な地域で子ども達にサッカーを教える。その傍ら渋沢栄一に憧れCSRの推進に目覚める。2020年4月に広報部CSR・SDGs担当としてネオキャリアに中途入社。