はたらく人
2022年2月21日

集客は「誤差10%」が勝負!
広告運用担当者になって感じたやりがいとその想い。

こんにちは。neoone(ネオワン)編集部の長崎です。

今日はネオキャリアに新卒で入社し、マーケティング部で3年間Webマーケティング領域のお仕事をされてきた舩越さんにお話をお伺いしました。

<プロフィール>

舩越(フナコシ)さん

所属:経営企画本部マーケティング部

チーム:ヘルスケアセクション 広告プロモーショングループ

 

京都府出身。大学を卒業後、ネオキャリアに2019年新卒入社。マーケティング部に配属。配属後はシニア向けの情報サイトの立ち上げメンバーとして、SEOやコンテンツマーケを担当。その後は広告運用チームに移動し、toB向けサービスや介護求人メディアの広告運用を担当するなど、主にWebマーケティング領域の集客を経験。

 

・現在、どのような事業に携わっておられますか?

舩越さん:本日はどうぞよろしくお願いいたします!

私はマーケティング部に所属をしており、その中でも『介護求人パーク』という介護求人メディア事業のマーケティングチームに所属しています。

 

『介護求人パーク』は介護・福祉業界に特化した求人検索サイトで、正社員からパート・派遣、様々な形態の介護・福祉施設の求人を取り扱っています。

介護業界の転職支援といえば紹介事業が多くを占める中、介護求人パークは求人サイトとして求人情報はもちろん、採用担当者のインタビューや施設の雰囲気など、施設に関する情報量が圧倒的で求人サイトならではの強みを持っています。

 

・チーム内ではどのようなポジションですか?

舩越さん:私の主な担当は”集客全体のディレクション”。つまり、「介護求人パーク」への登録者(求職者)を集めることと、応募を増やすことの2つが大きなミッションです。

 

その中でも特に広告運用をメイン業務としており、google広告を始めとした運用型広告や各求人掲載媒体との連携を随時行い、集客の最大化を図っています。

 

最近ではSMS(Short Message Serviceの略)の導入やアフィリエイトの強化など、一般的な広告媒体以外の集客経路についても開拓をしています。

 

また、私たちの事業では、サイトに登録していただいた求職者様に対して電話で求人のご案内をするのですが、きちんと応募につながっているかを観察し、お取り扱い求人とよりマッチした求職者様が増えるよう、広告の配信先や配信内容を調整しています。

 

その他、掲載プランのオプションサービスとして、該当クライアント様専用でリスティング・リターゲティング広告などの広告運用も行っています。

各クライアント様によって適切な配信量や配信地域、ターゲットなどが異なるため、営業さんと相談をしながら配信設定を行っており、営業さんとの接点は多いほうかなと思います。その他集客に関して相談をいただくこともあります。そういう点では営業部の相談役になっていればいいですね。

 

・1日の仕事の流れをお聞かせください

舩越さん:出社したらまず第一に前日の集客実績と予算消化を確認。

そこで想定進捗に対して上振れているのか遅れているのかを把握し、今後の動きについて考えます。その後は連携していただいている各媒体様との連絡や、広告配信を調整する時間になります。

ここまでは毎日のルーティンですが、その他の業務は日によって違います。

 

というのも、どの媒体から何件応募が来ているか、ちゃんと応募に転換しているかなどを分析し課題を発見していくのですが、もちろん各媒体によって課題や改善策は変わってきます。

そのため、フィードの改善、ランディングページの改善、ターゲットやキーワードの変更、訴求内容の変更、出稿する求人内容の変更などやるべきことはその時々によって変わり、それによって業務も変わります。

その他各媒体様とのお打ち合わせや社内ミーティング、新規の契約対応なども行います。

 

ある日の一日の流れ

  • 9:30  ~ 朝礼
  • 9:40  ~ 前日までの集客実績を更新。進捗確認。
  • 10:00~ 他媒体に掲載するための求人フィードを当日のものに更新。
  • 10:30~ 各媒体様との連絡
  • 11:00~ 社内ミーティング用の資料作成
  • 12:00~ 社内ミーティング
  • 13:00~ 昼休憩
  • 14:00~ 媒体社様とのミーティング
  • 14:30~ 公式LINEで配信する用のコンテンツ作成
  • 15:00~ リスティング広告の配信設定
  • 16:00~ 媒体ごとのパフォーマンス分析。配信内容の修正。
  • 17:00~ 媒体掲載用の求人フィードタイトルの改善
  • 18:00~ メルマガ進捗確認
  • 18:30~ 終礼

※撮影時のみマスクを外しています

 

・仕事のやりがいをお聞かせください

舩越さん:一番やりがいや達成感を感じる瞬間は、想定通りに集客が達成した時です。

特に目標対比105〜110%くらいで着地すると「やってやったぜ」と思います。

 

これには1つ理由があって、私が新卒のころに上司の方から「”達成率は高ければ高いほどいい”と思いがちですが、マーケターとしては目標に対して誤差10%以内に収まるのが好ましい」と教わったことが大きく起因しています。

 

もちろん集客としても想定を外れて大きく上ぶれると嬉しいですが、裏を返すと”着地想定を考える際にその要素を認識できていなかった”ともいえます。

施策であれば、仮説が立てきれていなかった、ということですね。

そのため、下に外した時は論外ですが、上に外しすぎた時も「想定が甘かったかな、、、」と少し反省しています。

 

・広告運用初心者だった頃に苦労したことはありますか?

舩越さん:私はこの事業に関わるまで広告を運用したことがほとんど無かったので、正直わからないことばかりでした。

まず躓いたのが、集客を行う上で欠かせない指標…の名前を覚えること(笑)

 

広告運用に限らずですが、集客パフォーマンスを分析・改善するうえで、CPC、CTR、CV、CVR、CPAなどの指標はかなーり重要。とはいえ初めは「CPC…、CPA…、なんだっけ。」と、本当にそのレベルからうろたえていたことを覚えています。とはいえこれは共通言語に慣れるだけなので、今考えればかわいい苦労です。

 

こんなかわいい苦労話は置いておいて、広告運用担当者になった後に一番苦労したのは広告担当者ならではの思考を身に着けることでした。

これは「何を最重要指標として位置づけるか」とか「中期的な成果まで考えた時にどうハンドリングするのが効果的か」とか、そういうことを考えて実行していく際の、ある種”広告運用センス的”なものです。

 

それまでSEOやコンテンツマーケを担当していた私は、広告費をかけて集客をする意味も、広告配信の仕組みも、予算配分の際に考慮すべきことも、深く考えたことがなく、考え方の軸もわからない状態でした。

そのため、他事業の広告運用をされている上司や先輩方のお打ち合わせ等に参加させていただき、その感覚を少しでも盗むように心がけていました。

 

とはいえ、思考のコツを掴むまでは相応の時間がかかりましたし、今でもまだまだ考えが足りないなと思わされることが多く、今後も研鑽していきたい部分です。

 

・今後、挑戦したい仕事やポジションについてお聞かせください

舩越さん:私は入社してからこれまでコンテンツSEOやWEB集客を任せていただきました。とはいえ、それらはWebマーケティングのごく一部の施策で、マーケティングという視点でいうと、実際はまだまだ挑戦できていないものばかりです。

リソースに限度はあるものの、せっかくマーケティング部にいるので、どんどんネオキャリアにとってプラスになるマーケティング施策にチャレンジしていきたいです。

 

個人的には、引き続きWEBマーケの領域で集客を学びつつも、長年の夢だった雑誌や書籍などのコンテンツ作成にも関わっていければいいなと考えています。

 

 

―これからのご活躍も楽しみにしてます!舩越さん、本日はありがとうございました!!!