こんにちは、neoone(ネオワン)編集部の竹内です。
今回は、ネオキャリアにある様々な福利厚生制度のひとつ、従業員持ち株会制度について紹介いたします。
ネオキャリアでは、入社後1年以上、正社員としてネオキャリアに勤務することで、持株会を通じて、ネオキャリア株を購入することができます。
それが従業員持株会です。
東京証券取引所が行った調査によると、2020年3月末時点で東証に上場している企業3,708社のうち、証券会社と契約して従業員持株制度を運営している企業数は3,236社。約9割の上場企業が従業員持株会を活用していることが分かります。 また、同調査によると、従業員持株会に加入している従業員は全従業員数の40%弱になるとのことで、非常に多くの企業が、従業員持株会制度を導入していることがわかります。
従業員持株会を持っている会社はどのくらいあるのか
◆持株会にはメリットとデメリットがあります
そんな従業員持株会制度ですが、GoogleやYouTubeで「持株会」と検索すると、
たくさんの記事、動画が出てきます。
面白いのが、待ち株会加入を薦める記事・動画、薦めない記事・動画が同じ位出てきて賛否両論があること。
多くの企業で導入されている制度なのに、賛否両論があるのはなぜか。
一般的に福利厚生制度というと、保養所や資格取得の補助制度など、人材採用効果や人材定着効果を狙い、従業員に給与以外のサービスを提供する制度です。
そのため、制度があることで批判されることはあまりありません。
ですが、従業員持株制度は加入者にとってのメリットとデメリットの両方があるため、
きちんと中身を理解してから加入を検討することが必要なのです。
以下で、メリット、デメリットをそれぞれ3つずつ上げていきます。
持株会加入のメリット
①モチベーションアップ
株主=その会社の所有者ですので、会社をより良くしていこうというモチベーションにつながり、当事者意識が高まることが期待されます。
自分も頑張って会社の業績が向上し、その結果として、持っている株式の価値も上がったら嬉しいですよね。たとえ管理職でなくても、会社の業績が気になりだすと思います。
②奨励金がある
従業員持株会での株式購入は給与天引きで積み立てられますが、会社が一部補助してくれます。ネオキャリアの補助率は現状5%です。
また、退職したり、持株会から退会をすると、株式は手にはいりませんが、出資金を現金で受け取れます。会社が倒産しない限りは、数%の利息が付く、積み立て貯金感覚で財産形成が図れます
③株式上場益が期待できる
確実ではありませんが、一般的に非上場株が上場した際、価値が高まる=株価が上がることが多いため、非上場株を保有していると上場時に財産形成が期待できます。
持株会加入のデメリット
①在籍期間中に上場しなかった場合
退会しても出資金(積み立て額+奨励金分)は返却されるので、損はしないのですが、、、残念なことには変わりありません。
②すぐには現金化できない
従業員持ち株会は、皆から集めた資金で定期的に株式を購入します。
そのため、急に現金が必要になり、退会して出資金を引き出したいと思っても、手続きに時間がかかります。
急にお金が必要になった際、すぐに換金できる制度ではありません。
③リスクが集中してしまう
会社の業績が悪化した場合、給与が下がり、倒産した場合、株式の価値も棄損するリスクがあります。
まとめ
以上、従業員持株会のメリットとデメリットの両方を紹介させていただきました。
投資や資産運用の制度としては、定番である財形貯蓄(勤労者財産形成貯蓄)やNISA(少額投資非課税制度)、企業型DC(企業型確定拠出年金)等、様々な方法がありますので、従業員持株会のことを知っていたとしても、加入されていない方は多いと思います。
ただ、従業員持株会には、他の資産運用制度にはない、以下のような大きなメリットがあります。
「自分の成長が会社の成長にもつながり、当事者意識が高まる!」
持株会は、正社員として1年以上勤務し、今後もネオキャリアで成長したい。と決意した人だけに加入権があります。
権利のある方には、ぜひ検討していただければと思います。
僕は、入っています!!!