こんにちは!neoone(ネオワン)編集長の岩田です。
2018年度のネオキャリア社員総会で、お客様に良質な顧客体験を提供できたメンバーに送られる「Fan Making Grandprix(ファンメイキンググランプリ、FMG)」。FMG受賞者には、『海外視察ツアー』などが褒賞として与えられます。
FMG受賞者であり、現在は二児の母として、長野から新幹線通勤&リモートワークという勤務体系をとっている平山さんへのインタビューをご紹介。「Fan Making」をする上で大切にされていることや、褒賞旅行で印象的だったことなどを伺いました!
今回はインタビュー前編として、FMG受賞の背景にあったリアルの想いや、褒賞旅行で印象的だったことをお伝えします!
Amazon、Starbucks…
私生活に身近なサービスの本社に訪問!!
―本日はよろしくお願いいたします!まず、褒賞旅行に行ってみて印象的だったことを教えてください。
平山さん:よろしくお願いします!褒賞旅行のテーマが『良質な顧客体験を体感できるところ』だったので、その代名詞でもあり、私自身も日常の中で良く使っている「Starbucks本社」と「Amazon本社」に行けたのは感動でした。
スターバックスは、『第三の場所(サードプレイス)』というコンセプトにとても共感しています。大学生の頃から今も、1人で考え事をしたい時は必ずスタバに行きます。ちなみに、私がネオキャリアの採用面接を受けた当時、どうしても入社したくて、社長面接の次の日に手書きで手紙を書いて直接会社のポストに入れに行ったのですが、その手紙を書いた場所も当時渋谷にあった会社近くにあるスタバでした。
Amazonも、週に1度くらいの頻度で利用しています。子育てをしながら仕事をしていると、土日以外買い物にいけないし、長野に住むにあたって、とても便利です。また、今回褒賞旅行に行く際に「地球の歩き方」をはじめとする本を持ちきれないという理由でkindleデビューをしました。下記の写真は『いつもありがとうございます。こんなに便利なら、もっと早く知りたかったです。』という気持ちを込めて撮影した写真です。(笑)
▶️Kindleのロゴの前での一枚。
またアメリカではUberなど、これまで自分が使ってこなかったサービスが町中で利用されていることに驚きました。シアトルに着いた後、すぐに澤くんがUberを使い始めたのも衝撃でした。さらに澤くんや頼住さんは、この旅行のためにGoproも購入していて(心の中でGoproってなに?みたいな私でした。。)最新のものを取り入れるスピードに完全においてかれてるな、と感じさせられました。(笑)自分よりも年次の若い3人の受賞者との旅行でしたが、いい刺激を貰うことができたと思っています。
例えばネオキャリアでの仕事でも、「商談にオンラインコミュニケーションツールのcallingを使ってみよう」というように、まずは自分で経験をしてみることが大切だと改めて感じました!
『ファン創り』に情熱を燃やす仲間とのつながりが、FMGでいちばんの報酬でした。

▶️旅行を通して大好きになった、FMG受賞者のメンバー
平山さん:実は私自身、子どもがまだ小さいこともあり、旅行など会社の行事は今まで断ることが多かったんです。報奨旅行に行くことにも迷いはあったものの、心の中で「どうしても行きたい!」と思えた背景には、2つ理由があります。
1つ目は、子育てに良い影響を生み出せると思ったから。私が子育ての中で意識していることに、”国際性”、”多様性”、”IT”の3つが主にありますが「”海外”というフィールドを子どもたちに伝えるためにも、まずは自分自身が体験することが大事」だと思っていた中で舞い込んできたこの報奨旅行の話。行かないわけにはいかない!と思いました。
2つ目は、「他事業部のサービス内容を深く知りたい」「どんな想いで仕事をしている人がいるのか知りたい」という意図がありました。特に、私は既存事業で働いているため、新規事業の様子に疎い部分がありましたので松葉さんにHRTechの分野について話を聞いてみたいと思っていました。
入社当時は規模が小さく会社全体を把握することができていましたが、今は会社の規模が大きくなったことで知らないことも増えてきたので、そういったことを知ったり、視座の高いメンバーとつながったりすることで、今後の仕事にプラスになることがたくさん得られるのではないかと思っていました。
旅行から帰ってみて、それらの目的はしっかり果たすことができたな、と大変満足しています!
そして、他の受賞者と5日間一緒に過ごせたことは、間違いなく褒賞旅行の魅力でした。
澤くんの、若さ故挑戦する姿勢(無鉄砲な爆買いとか)。松葉さんの、自社サービスへの愛情(私用メールアドレスにもサービス名が入っている笑)。頼住さんの、コミュニケーションの気持ちよさとか(自分が顧客なら、絶対に営業担当になってほしい)…。
そうした社内でも独特の雰囲気を持つ3人との旅行でしたが(皆さん、想像つきますか!?)、「仕事に対する熱量」という観点では共通点も多く、旅行の最中にいろいろと話をする中でも、尊敬や驚きよりもお互いに共感できるポイントが多かったことが印象的でした。
―社内でも全く接点のなかった4人が5日間一緒に過ごして、「Fan Makingとは」といった話も語り合ったのは新鮮だったのではないでしょうか。
平山さん:そうですね。ホテルの1室で明け方まで4人で熱く語ったり。(笑)社内の知らないところでファン創りに励んでいる人を知ることで、他の事業部が目指している方向性の理解にもつながり、会社を全体感で観ることができます。「ネオキャリアの人らしさ」を改めて感じられて、モチベーションにつながりました!
ちなみに旅行から帰ってきてからは寂しくなって、他の受賞者3人のFMG動画を何度も何度も見返していました。気持ち悪いですね。(笑)

▶️はじめはほとんど他人だったとは思えない距離感。
ファンメイキンググランプリは、社内選考から褒賞旅行まで、すべて経験することに価値がある。
―FMGの受賞を経て、感じたことは何ですか?
平山さん:FMGは「社内選考→社員総会でのプレゼンテーション→褒賞旅行」の全てを1つのパッケージとして経験することが価値だと、終わってみて実感しています。特に社員総会でのプレゼンテーションは3000人の前で6分間のプレゼンテーションをしましたが、準備段階から相当なプレッシャーと戦ってきました。3000人の前でプレゼンテーションをする機会なんて、人生に一度あるかないかじゃないですか。(笑)会場にいる社員・役員の皆さんから良い反応が得られるかを意識して内容を考えました。
そもそも、社員総会でFan Making Grand Prixとして表彰がなされるのは、会社としても今回が第一回目。ファンメイキングを最も体現したネオキャリア社員の代表として質の高い発信をしないと、この賞自体が会社にとって価値のないものになってしまう。「FMGを、ネオキャリアの社員みんなが目指す目標にしなければならない」という責任感と緊張感も持って臨みました。
またFMGを経て、社内でも女性社員からは主に生産性、男性社員からはマネジメントに関する質問をいただくことが増えたり、各事業部からは「生産性」と「お客様管理」など、時間やスケジュール管理に関するノウハウを共有してほしいという要望が増えたりしました。そのため、私が思う「ファン創り」のノウハウを、どのように他の社員にも汎用可能な形に落とし込めるだろうと、思考やアウトプットの仕方も工夫するようになりました。
総じて、「FMG受賞は、絶対に目指した方が良い」です。皆さんも是非、こうした魅力のあるFMGの受賞を狙いにいってください。
最後に、個人的なお話を1つ。社員総会の前日に、緊張しすぎて様子がおかしいママ(私)を見た娘と息子が私に応援の手紙を渡してくれましたが、5歳や2歳でも、人を想って行動できるということに感動させられました。本番はそれをお守りにして、手に握りしめて乗り切ることができました。また、私が褒賞旅行に行っている間も子どもたちが寂しくないように、夫をはじめ、義両親・夫の妹ファミリーたちが徹底的にフォローしてくれていたことも、今振り返るとファンメイキングな出来事だったと感じています。そうした身近な人たちの、純粋に「相手を想う」気持ちを積み重ねて培われる価値観が、本当のファン創りにつながるんだなと改めて感じました。
―
いかがでしたでしょうか。実際にFMG受賞者の褒賞旅行がどのようなものだったか、またFMGの背景にあった想いについて、リアルの部分を話していただきました。
次回はインタビュー後編として、平山さんにとっての「ファンメイキング」や、その根底として大事にしていることを詳しくお伺いしました!
楽しみにお待ちください!
【FMG受賞者 澤さんの記事はこちら】
▶️「なぜ私の仕事にはファンがついてくれているのか」。その本質を当たり前に考え抜く習慣がつきました。