はたらく人
2022年5月25日

中途社員の現役マネージャーが「メンバーマネジメント」で日々心掛けていることとは?

こんにちは。neoone(ネオワン)編集部の郷右近です。
今回はネオキャリアに中途で入社し、新卒の就職支援を行っている「就職エージェント事業部」でマネージャーの白井さんにお話を伺いました。

白井さんのこれまでの軌跡をご紹介します!

<プロフィール>
白井(しらい)さん 

就職エージェント事業部でグループマネージャーを務める。
2013年7月にネオキャリアへ中途入社。2008年4月に新卒入社で大手金融会社へ入社。会社のブランドではなく自分の名前で勝負をしたいという理由から、2012年4月に2社目となるベンチャー企業へ転職。その後、2社目の先輩との出会いをきっかけに、ネオキャリアへ中途入社。東証一部上場大手企業からベンチャー企業を経験し、マネジメント経験を求めネオキャリアへ転職。

安定を求め入社した1社目

ファーストキャリアとなる1社目は東証一部上場の大手金融会社へ入社。当時の就活生の入社したい企業ランキング2位の人気企業。当時の入社理由は2点あり、1点目は周りからの承認欲求が強く大手へ入社したいという点。2点目は自分自身も安定した会社に入社したい。親も安心させたい。という2点の理由からファーストキャリアをスタートしました。実はもう一つ、「マネジメントを通じて人の教育をしたい!」という思いもありましたが、最初の2点の入社理由を優先し入社をしました。

 

研修制度も充実しており、キャリアアップについても明確に定められており非常にいい環境ではありましたが、
・35歳にならないとマネジメントができない
・会社の名前を出せば契約を結んで頂けた
・会社の名前に守られている
と感じ自分の力で契約を結べるよう、より厳しい環境での経験を得ることを意識し始めました。

 

上記のような葛藤の中、ちょうどベンチャー企業へ転職した大学時代の同期がいました。その友人と休日に集まったとき、入社した会社で日頃から新規事業立案のプレゼンを経営陣に対して行っていたり、会社の成長のためにどうしたらいいかを試行錯誤しているという話を楽しそうに語っていました。その姿がとても輝いて見えて、今のままでは同期と対等に話せないと感じた自分がいました。

 

この経験が非常に大きく、就活生時代に優先しなかった「マネジメントを通じて人の教育をしたい!」という思いが強くなり、そのために自分自身を成長させるため、自分の名前で勝負できるようになるために、ベンチャー企業への転職を決意しました。

 

 

自分自身の成長を求め入社した2社目

 “自分の名前で勝負したい”という気持ちで入社したベンチャー企業で待ち受けていたのは大きな挫折でした。

 

今まで会社の名前を出せば話を聞いてもらえていた状況だったこともあり、自分自身の力だけで新規のお客様からご契約を頂くことが全くできない状況が続き、非常に苦戦し、1年間目標を達成できずに未達成が続く日々でした。

ただ、「マネジメントを通じて人の教育をしたい!」という目標が明確だったこともあり、常に前向きに仕事に取り組むことができました。

ご契約を頂く!という成果に対して、どうしてうまくいかないのか?次はどうしたらいいのか?PDCAを回す癖付けと圧倒的な当事者意識が身に付いたかと思います。考え方が変わると行動が変わり、順調且つ継続的に成果を残せるようになりました。

 

自分の名前でご契約を頂ける実感を持てるようになってきた時に、先輩と食事に行く機会がありました。その先輩には自分の想いを話していたこともあり、「白井の理想の環境で仕事をしている人を紹介する」と誘いがあり食事に行き、その方が務めていた会社がネオキャリアでした。

 

 

マネジメントを通じて人の教育 を求めて入社した3社目のネオキャリア 

先輩が食事の際に、「上司は部下の成長機会のために存在価値があり、部下に実績を上げさせてあげないと部下が可哀想」という言葉を聞き、いい言葉だなと…強く共感しました。また、食事の際に意気投合したこともあり、ネオキャリアの面接を受けさせて頂くことになり無事ネオキャリアへ入社することとなりました。

 

入社後は、順調に成果を出せていたことと自分から手を挙げ続けていたこともあり、入社1年半でマネージャーになることができました。

しかし、徐々にマネジメントするメンバーや個人の責任範囲も増えていったタイミングでチーム全体の成果が右肩下がりとなり、結果メンバー達に苦労をかけてしまうという挫折を経験しました。自分は【教育=マネジメント】をしているつもりになっており、自分自身の能力の成長しか考えておらず、部下のため、お客様のためになる行動ができていなかったことに猛省しました。

 

意を決し当時の上司に相談した結果、かけてくれた言葉は「辛い想いをさせてしまってすまなかった。」という”謝罪の言葉”でした。私の相談に耳を傾けてくれたことに感謝をしたと同時に、前職の上司が私に話してくれた、

「上司は部下の成長機会のために存在価値があり、部下に実績を上げさせてあげないと部下が可哀想」

という言葉を思い出し、私は自分の部下に対して同じ想いをもって接することができていなかったことに気づかされました。

 

この経験をきっかけに、以降は「感謝の気持ち」を組織スローガンにしました。
感謝の気持ちを出すことで組織もエンゲージメントも向上していき、私自身も社会人経験の中で今が一番楽しく【マネジメントを通じての人の教育】を実践できています!

 

ありがとうの数だけ仕事のやりがいに繋がる!

上司への感謝、部下への感謝を大切に、自分の成長=良い影響を与えたい、組織に良い影響を与えたいというベクトルが自分から組織や周りの人へと変わっていき、全体の底上げのために仕事をすることが一番の仕事のやりがいです。今後も本気で仕事に取り組んでいきたいです。

 

今回は、就職エージェント事業部で責任者を務める白井さんへのインタビューでした。

組織に目を向け、感謝の気持ちを持つことの大切さを実感しました。白井さん、本日はありがとうございました。