サービス
2022年5月27日

アウトソーシングサービスで、賢く生産性を向上させ、働き方改革を実現しよう!

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の竹内です。

突然ですが、読者の皆さんは「アウトソーシング」という言葉をご存じでしょうか?

 

国立国語研究所の外来語言い換え提案の訳によると、「外部委託」で業務の一部を外部に委託することとされアウト(外部)とソーシング(資源利用)を組み合わせた和製英語です。

 

出典:言い換え語等一覧(このサイトおすすめです。)

https://www2.ninjal.ac.jp/gairaigo/Teian1_4/iikaegotou_dic.html

 

従来アウトソーシングといえば、一定の業務の代行・人手不足領域へ補充するビジネスを指すのが一般的でした。

業務の企画や設計は依頼する側(依託元)が行い、それに従ってアウトソーシング企業(受託側)が業務を代行するという形です。

 

一方、近年では「労務管理」「人材採用」「インサイドセールス」「情報システム運営」といった1つの業務プロセス全体をアウトソーシングの対象としプロセスの企画・設計から実施・保守までをアウトソーシング企業に委託する、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)と、BPO領域の中でも人材採用領域に特化したRPO(リクルーティング・プロセス・アウトソーシング)が増えてきております。

 

アウトソーシングを検討する際は、事業の中核をなすコア業務や独自性・強みのある業務プロセスは除外し、それ以外のプロセス(汎用的なプロセスや弱みを抱えているプロセス)は外部の専門会社に委託するのが一般的です。

 

これにより、限られた経営資源を有効に活用、社内業務の効率化、高い品質を担保、生産性の向上、労働力問題の解決などが可能になります。

 

■「アウトソーシング活用」と「派遣社員活用」の違い

限られた労働力の有効活用という面で、

アウトソーシングサービスの導入と派遣社員の活用が比較されることがよくあります。

それぞれに向き不向きがありますので、そちらを比較してみたいと思います。

 

①業務指示方法

 アウトソーシング

 業務のやり方の細かい指示だしはできない。

 一方で担当変更の際の引継ぎや、メンバーマネジメントなどはアウトソーサーが担保す

 る。

 

 派遣契約

 細かい業務指示が出せる。一方で担当変更の際の引継ぎや教育にかかる工数は依頼元にて

 対応が必要。

 

②勤怠管理

 アウトソーシング

 メンバーの休暇や遅刻、無断欠勤発生時に代わりのメンバーにて対応する等、業務遂行

 アウトソーサーが担保する。

 

 派遣契約

 派遣社員の休暇や遅刻、無断欠勤時は貴社社員にて業務遂行が必要。

 

③コスト感

 アウトソーシング

 SV(管理者)コストがオペレーター(実働メンバー)とは別に必要なため、

 直接的なコストは高額に見えやすい。稼働人数が増えるほど、影響は減少する。

 

 派遣契約

 1名から必要人数の派遣が可能なため、少人数であれば直接的な費用は

 アウトソーシングより廉価になることが多い。但し高度専門職の場合その限りではない。

 

④基礎スキル

 アウトソーシング

 アウトソーサーにて業務に適した人材をアサインする。

 ※ネオキャリアでは、特に人材採用業務のアウトソーシングでは、

 新卒、中途の双方の採用がわかっている人員のアサインが可能。

 

 派遣契約

 派遣会社にある程度の要望を伝え、選抜してもらうことは可能。

 ※面接等で派遣メンバーを選考することは不可。

 また、一般事務、営業サポート等なら派遣登録社も多いが、

 採用業務経験者等のレアな条件を満たすことは困難なことが多い。

 

⑤導入までのスピード感

 アウトソーシング

 委託業務内容の確定〜契約締結完了が必要なため、ある程度構築するための時間が必要。

 

 派遣契約

 必要なスキルによっては、数日でメンバーを選出し、稼働開始が可能。

 

以上のアウトソーシングと派遣解約の比較から、それぞれ向いているケースを以下のようにまとめました。

 

〇アウトソーシングサービス導入が向いていると思われるケース

・管理者層が不足気味、教育やメンバー管理に十分な時間をとる余裕がない場合。

・成果を達成するための手順、やり方はある程度任せたい場合。

・自社内のやり方が正しいのかわからない。外部の知見も導入してみたい場合。

・教育や管理コストも加味した、総コストを抑えたい場合。

 

ネオキャリアのアウトソーシングサービスでは、指示された業務の確実な遂行と合わせ、業務の立ち上げ、やり方を自ら考え、主体的に遂行し、成果を提供することが可能です。

 

〇派遣契約の活用が向いていると思われるケース

・マネジメント層は多数いるが、若手の労働力に不足感があり、繁忙の場合

・業務内容が特殊で「うちの会社のやり方」を手取り足取り教える必要がある場合

・指示通りのことを、確実に遂行してほしい場合。

・直接的に発生するコストを抑えたい場合。

 

このような場合は、スピーディーに導入が可能で、事細かく指示出しができる、派遣社員の活用も検討されることをお薦めします。

 

 

ネオキャリアが提供できるアウトソーシング業務

次にネオキャリアのアウトソーシングサービスで実現できる具体例を2つほどご紹介いたします。

 

◆ケース1:煩雑な社内調整や社内手続きもアウトソーシング可能です。(RPOサービス)

ある企業様がキャリア採用の最終役員面接を実施するにあたり、以下①〜⑨のような工程を実施しておりました。煩雑な工程と思いながらも、忙しい役員や部長のスケジュールを仮で抑えることができず、忙殺されていたのです。

特に②~⑧については、社内的やり取りとなりますが、その部分も含め、アウトソーシングすることが可能です。

 

①求職者から面接希望日程を複数提示してもらう。

②役員のスケジュールは社内システムのカレンダーに公表されていないので、役員の秘書と連絡をとり、面接可能日程の調整を行う。

③面接には役員の他、配属予定部署の部長も同席するので、部長の日程調整も行う。

④面接にはさらに人事部の役職者も同席するので、人事の日程調整も行う。

⑤面接用の社内会議室を確認、予約手配する。

⑥各面接官に面接日程の確定の連絡を行う(社内システム登録含む)。

⑦求職者に面接日程の確定連絡を行う。

※途中で日程が合わない場合、①からやり直し

⑧面接前営業日に、各面接官に求人票等の面接資料一式をデータで送信する。

⑨面接前営業日に、求職者にリマインドメールを送信する。

 

◆ケース2:電話掛けもヘルプデスクも原稿作成も原稿審査も、アレコレ丸ごと対応可能です。(BPOサービス)

某集合情報サイトにて、営業活動後、実際に情報を掲載するまでには以下①〜⑤のような工程を実施しておりました。

社内メンバーにて、電話担当、原稿審査担当と分けて運用しておりましたが、他業務兼務ということもあり、担当の負担が大きくなっておりました。

アウトソーシングサービスを導入することで、最初から最後まで、丸ごと事務局対応を行うことが可能です。

 

①サイト掲載決定企業様の担当者へ連絡し、掲載原稿の入稿方法等を説明、メール送信

②入校方法等の問い合わせ対応

③原稿進捗状況確認、入校促進の連絡

④入稿された原稿の審査、修正依頼、追いかけ、再審査

⑤校了連絡、原稿掲載のためのシステム設定

 

■まとめ

アウトソーシングサービスは、お客様の要望にあわせ、様々にカスタマイズすることが可能です。なんでもできるからこそ、なにができるのかわかりにくいという声もありますが、使い方次第で無限の可能性があります。

アウトソーシングサービスをうまく活用して、賢く生産性向上、働き方改革、本当にやりたいこと、やるべきことをする時間を生み出しましょう!

 

※補足

興味をお持ちいただいた方はぜひこちらも御覧ください。

 

【ネオキャリアのRPOサービスについて】

https://www.neo-career.co.jp/service/rpo

【ネオキャリア 事業紹介動画】RPO

https://www.youtube.com/watch?v=cZ1Gl3VMUJ0

 

【ネオキャリアのBPOサービスについて】

https://www.neo-career.co.jp/service/bpo

【ネオキャリア 事業紹介動画】BPO

https://www.youtube.com/watch?v=LpfOjSKoycg