はたらく人
2022年5月30日

未経験から人事に挑戦。環境が変化してもぶれない「自分の軸」の作り方とは

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の藤村です。

 

今回は人事未経験でネオキャリアの人事部に入社し、就業規則の改定など全社に影響する業務に携わる滝沢さんにインタビューしました。

 

これまで紆余曲折を経てきたからこそ見える自分の軸、環境の変化に対してどのようにモチベーションを保ち、目標達成してきたかをご紹介します!

<プロフィール>
滝沢(たきざわ)さん
ネオキャリアに2018年に中途入社。入社当初から人事部労務グループにて就業規則の改定や安全衛生管理、障がい者雇用などの業務を担当。

未経験から人事のおもしろさに気付き転職

- 本日はよろしくお願いいたします!滝沢さんは、前職ではどのようなお仕事をされていたのですか?また、その後ネオキャリアに入社を決めたきっかけを教えてください。

 

滝沢さん:前職は新卒で入社した生花業の会社で、会場装飾の職人をしていました。

冠婚葬祭の会場で生花装飾を見たことがある方も多いと思いますが、あのようなお花を現場で活ける仕事を6年間していました。

 

常に成長が目に見える環境で、毎日楽しく働く中で転職を意識したのは、前職での従業員満足向上プロジェクトに参加したことがきっかけです。

職場環境の課題を洗い出して、組織を改善することに、今までにないやりがいを感じました。

 

現場で働くだけでなく、働く環境そのものを整備したり、社員の方の働きがいを高めることの重要性に気づき、人事の仕事へ興味を持ちました。

 

キャリアチェンジでの転職においてネオキャリアを志望した理由は、多彩な事業を展開していて、規模感も大きく、当時のphilosophyであった「成長し続ける」(※)を叶えられそうだな、と強く感じたからです。
(※)現在はパーパスに変更しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください!

 

チーム・メンバー・上司 3つの理想で自分の軸を確立

- 入社してから人や組織方針などの変化を数多く経験してきた滝沢さんですが、大事にしていることを教えてください。

 

滝沢さん:大事にしていることは、自分の意志と目標をブレさせないことです。
環境の変化が激しいときこそ、変化に振り回されて本質を見失わないよう、自分の軸をもって業務に取り組んでいます。

 

環境の変化は、自分ではコントロールできません。変化そのものを否定的に捉えるのではなく、自分が置かれた状況で何ができるかを考え、実行していくことが大事だと考えています。

 

変化が激しい中でも、理想とする環境は常に一貫しており、「チーム」、「メンバー」、「上司」の3つで構成されています。

 

 

①チーム内の心理的安全性が保たれていること

 

昨今よく言われていますが、心理的安全性が担保されていない環境というのは、本当に”百害あって一利なし”です。萎縮して健全な考え方が失われてしまったり、生産性が著しく下がったりします。もちろん退職者も相次ぎます。

 

組織の雰囲気づくりはマネージャーだけの役目でなく、一人ひとりのメンバーができることです。不安や不満を感じているメンバーがいないか、自分自身が負の感情をもっていないかは、常に意識しています。

 

特に人事部の皆さんは、我慢強く、黙々と業務に取り組む人が多いので…モヤモヤした気持ちを抱えていないか、軽い感じで話しかけて、私で取り除ける不安は取り除きたい、と思っています。

 

 

②個々のメンバーが尊重されていること

 

一人ひとりが本質的にどういう働き方をしたいのか、何を目指していて、何にやりがいを感じるのか…というのは、本当にそれぞれ違います。その違いを認め合えることこそが重要だと考えています。

 

もちろん、チームとしての目標達成のために、同じ方向を向く一体感は大事ですが、そもそもお互いの存在意義を承認し合えていないと、一体感は生まれません。

 

目標達成に向けてがむしゃらに突き進みたい人もいれば、ワークライフバランスをとりながら、コツコツと着実に働きたい人もいて、それぞれの思いが適切に反映される場所が、最もパフォーマンスが発揮される組織だと思います。

 

 

 

③自律自走させてくれる上司との関係

 

上司との関係においては、「滝沢なら放っておいても大丈夫だな」と思ってもらえるのが理想です。

 

いつでも自律して、自走していたいです。もちろん、走る方向が間違っていないかの軌道修正は細かく行っていただきますが、エンジン自体は与えられるものでなく、自分自身にあるべきです。

 

上司にいい意味で放っておいてもらえるためには、日頃から自分の任された仕事を着実に行い、信頼されることが不可欠です。

 

確実に実績を積み上げることで、自分がより働きやすい環境になって、生産性が上がる…と、より良いサイクルが生まれると感じています。
私の場合、色々と任せてくれる上司に恵まれ、本当に感謝しています。

 

業務と両立しながら難関資格に挑戦。モチベーション維持の秘訣とは

- 環境が変わると、それまでのやり方や方針が崩れ、モチベーションが下がってしまう人もいるかと思います。滝沢さんはどのようにモチベーションを維持されていますか?

 

滝沢さん:自分自身で掲げたことは、最後までやりきると決めています。「やりきった!」という達成感が一番のモチベーションになります。やりきるために一番大切なのは、「自分自身が納得できる目標設定を行うこと」です。

 

ベストな目標は、”具体的かつ、多少実現が困難”なもの。

達成のイメージが湧かないと躓きますし、容易すぎることも、成長につながらないからです。

 

目標設定さえきちんとできていれば、あとは期日を逆算して、具体的なステップを立てて進むだけで…その作業が好きです。

 

業務外では、「社員の方により正確で良質な知識を還元したい」「自分自身の市場価値を上げたい」という想いから、社会保険労務士資格(以下「社労士資格」)の取得に挑戦しました。

 

1年間で1,000時間学習すれば合格ラインに達するということを知り、試験日から逆算して1日何時間勉強すればいいのかを考え、細切れに勉強時間を捻出しました。

 

社労士資格を取れば、その知識で会社に貢献できると同時に自分の武器にもなります。目標に心から腹落ちできていたからこそ、合格までやりきることができました。

 

自分が心から納得できる目標を設定すること。これがあれば、周りの環境が変わってもぶれることなく走り続けられると思います。

 

目指す未来に向けて

- これからネオキャリアで実現したいこと、目指す姿を教えてください。

 

滝沢さん:ネオキャリアが更に成長をしていく上で、「守り」の部分を固めると同時に、より戦略的に、社員の方がいきいきと働くための環境づくりには「攻め」の姿勢で取り組みたいです。

 

具体的には、在宅勤務制度等の整備をはじめ、社員のそれぞれの事情(育児であったり、障がい抱えていたり)に対して柔軟性を持ち、全員が仕事を楽しいと思えるような制度・環境づくりを行っていきたいです。

 

「自律した社員が、ストレスなく働ける環境」を理想に掲げて、諸々の施策を打っていきます!

 

 

- ネオキャリアグループの掲げる「7GOALS」の一つである「性別・国籍・障がいを問わず、多様性と個性が発揮できる場の提供」。滝沢さんの目指すところはまさに7GOALSの体現にもつながります。

 

様々な環境に揉まれてきたからこその軸の強さ、しなやかさを武器に、これからもネオキャリアの目指す未来の実現に取り組む滝沢さんに大注目です!

改めて、今回はありがとうございました!