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2022年6月8日

第二新卒をご存知ですか? -就職・転職のリアルとは-

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の三好です。

本日は第二新卒の就職・転職のリアルについてご紹介します。

<プロフィール>

三好(みよし)2017年にネオキャリアに中途入社。

第二新卒の人材紹介事業部に配属となり、求職者の就職・転職のサポートに従事。現在は教育部門を立ち上げ、社内の新人社員から既存社員の育成に取り組む。

 

■第二新卒とは?

早速ですが、皆さんは「第二新卒採用」という言葉を聞いたことがありますか?

 

第二新卒とは明確な定義はありませんが、一般的に「学校を卒業後、新卒入社をした会社での社会人経験が2〜3年未満の若手ビジネスパーソン」を指すと言われています。

 

「第二新卒採用」の特徴はとしては

 

・短期間ではあるが社会経験があるため、基本的なビジネスマナーが習得されている

・中途人材と比べ年齢も若いため、新しい環境に順応しやすいなどが挙げられ、企業側にとっても採用のメリットがあります。

 ※場合により、20代の若手で就職した経験がない、いわゆるフリーターや既卒を含む場合もあります。

 

上記に加え、「一度失敗をしてしまったから次こそは頑張りたい!」「就業経験もなく、自信がない自分を変えたい!」といった前向きな想いで就職・転職活動に臨んでいる求職者も多くいます。

 

 

■人材紹介のビジネスモデル

人材紹介の流れは上記のように、「エージェント」が人材を求めている「求人企業」と「転職希望者」を仲介し、マッチングします。

 

「求人企業」は「エージェント」から紹介された人材の入社が決定した際に紹介料金を支払う成功報酬型となっており、「転職希望者」に関しては費用はかかりません。

 

「求人企業」と「転職希望者」の間にエージェントの担当者が入ることで、スピード感も早く双方のマッチングの質も高い点が魅力です。

 

■実際のご支援エピソード

ネオキャリアが提供しているリーベルキャリアというサービスでは、20代の第二新卒・既卒・フリーターに特化した人材紹介を行っています。

 

ここからは、実際に当社でご支援させていただいた実例をいくつかご紹介させていただきます。

 

*Aさん(26歳、専門学校中退、フリーター、女性)

 

学歴や経歴に自信がなく、なかなか就職活動にも踏み出せていませんでしたが、20代後半になったことを機に勇気を出して面談にお越しいただきました。

 

何度も面接練習を重ね順調にいくつか最終選考まで進みましたが、いざ内定獲得も見えてきたタイミングで、社会に出ることへの不安やもっと良い企業があるのではないかという思いに駆られ、一度は選考の辞退も検討されました。

 

しかし、担当のアドバイザーが就活が長期化するリスクや厳しい現実も含めてきちんとお伝えし、じっくりと彼女の気持ちに寄り添い、励まし続けたことで無事内定の獲得とご承諾に至りました。

 

当初は実家からの通勤を考えていましたが、この就職を機に、勇気を出して一人暮らしをはじめ、新しいスタートを切りました。

入社後もご活躍され、2年が経った現在は、新人の育成なども任されイキイキと働かれております。

 

 

*Bさん(23歳、大卒、第二新卒、男性)

 

大学卒業後、新卒で車の販売を店舗で行うディーラーとして勤務をされていました。

しかし、長時間労働とキャリアアップが見えにくいことから4ヶ月で早期退職し、面談にお越しいただきました。

 

学生時代にアメリカンフットボール部の主将を務めていたり、短いながら前職での営業では全国の新人で1位を獲ったりと強みも多かったものの、早期離職が懸念となり、なかなか書類選考や面接で通過ができない状況でのご相談でした。

 

担当のアドバイザーはまず、企業への推薦文に、彼のお人柄や心身ともにタフであるいったPRポイントと早期離職について猛省しているといったフォローなどを丁寧に書くことや、面接対策の中で話が冗長しやすいという弱点を見つけ、徹底的に改善することで、通過率の改善に努めました。

 

最終的には第1希望の企業にて、内定を獲得し、現在も営業のエースとしてご活躍をされております。

 

■まとめ

「第二新卒」は、失敗や挫折を次に活かそうと前向きに活動をしている方や、危機感から就職・転職意欲の高い方が多くいらっしゃいます。

 

企業側でも、第二新卒の採用をしたことで組織の若返りや活性化に繋がったり、人手不足が解消された例などもあります。

 

私たちは、若い世代を正規雇用という形で世の中に送り出し、学歴や経歴に関係なく活躍できる社会の実現に向け日々奮闘しています。

 

この記事が、採用に第二新卒という選択肢を、そして第二新卒の皆さんにとっては一歩踏み出す勇気を持っていただくきっかけになれば嬉しいです。