こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の東です。
今回はメディア事業本部でリクルーティングソリューション西日本事業部の事業部長を務める石橋さんへインタビュー!
中途ゴールデンルーキー賞や全社マネージャー賞、全社社長賞(2回)、コミットメントグランプリ(現ファンメイキンググランプリ)、年間事業部ブロンズ賞、年間事業部シルバー賞と数々の受賞歴もある石橋さん。事業全体を俯瞰する責任者として環境の変化に対して、どのように採用マーケットに向き合い事業を牽引してきたのか、これまでの経歴から今後の目標までお聞きしました。
2008年ネオキャリアに中途入社。中途・新卒領域での採用コンサルティング事業に携わり、大阪・名古屋の拠点立ち上げでの事業責任者を経て西日本統括責任者に着任。2017年から保育ひろば事業部(現:ヒトシア保育)の事業部長、保育ひろば就職転職フェア事業部(現:ヒトシア保育)の事業部長を歴任し、2021年10月よりリクルーティングソリューション西日本事業部の事業部長に着任。2009年、中途ゴールデンルーキー賞。2012年、全社マネージャー賞等、社内受賞歴も多数。
領域は変われど顧客の課題発掘プロセスは変わらない
ー 石橋さんはネオキャリアの中でも幅広くサービス運営に関わっているイメージです。今までのキャリアを改めて教えてください。
石橋さん:中途入社した当時の本社は東京都港区赤坂。中途求人広告の営業としてキャリアがスタートしました。入社約半年後に大阪・名古屋・福岡支店を立ち上げることになり、大阪立ち上げメンバーに抜擢されてからは、責任者として部門全体のマネジメントに関わってきています。どの領域にも通じることですが、市場のニーズはお客様に聞く(お客様が答えを持っている)、マーケットトレンドを理解するために情報を集める、その上で自分たちの勝ち筋はどこかを見極め、実現したい世界観とリンクするように判断するというプロセスを大事にしています。
特に現在は、リクルーティングソリューション西日本事業部で責任者として事業全体を管掌していますが、1年前までは保育領域にいたこともあり、約4年ぶりに中途領域に携わる中で採用マーケットの変化やサービスの多様化に加え、顧客が求めるサービスクオリティや成果に対する見方が上がってきていることを実感しています。また、所属部署のメンバーも部署での経験歴は私よりも長いわけなので、それまでのやり方をドラスティックに変えるのも手法のひとつかもしれませんが、育まれた文化や価値観は引き継ぎながら前進させていくようにしています。
ー これまでの経歴の中で単身赴任が4年間あったわけですが、今は6歳と9歳の2人のお子さんがいらっしゃるとお聞きしました(2022年6月インタビュー時)。家族と過ごせる時間も増える一方で、事業部長になると役割・責任の範囲も増すかと思います。プライベートを切り替えることでコツなどあればぜひ教えていただきたいです。
石橋さん:私は家族と向き合う時間と、仕事に向き合う時間を意識的にスイッチを切り替えています。子どもや家族と過ごす時間は仕事と同じく大切ですし、今だからこそ子どもたちとできる触れ合いの形というのもあるので、仕事も私生活も全力投球していくのがポイントなのかなと思いますね。土日は長男が野球をしていて、私はチームのコーチもしているので趣味は息子との野球です。娘とたわいのない会話をすることでも癒されています。
事業成長を最優先に考える判断軸
ー これまで様々な領域でキャリアを築いてこられた中で、自身のキャリアを振り返り、意思決定をするに際して決めごとや軸というのはどのように培ってきたのでしょうか。
石橋さん:私の中でターニングポイントが二つありました。一つ目は2012年、大阪で新卒領域の責任者として部署をマネジメントするようになった頃。それまでのチーム単位やグループ単位とは比較にならないほどマネジメント人数が増えたことで、自分一人の努力のみで、全体の成果を引き上げることに限界を感じました。
よく言われることですが一人でできる仕事には限界があるんです。縦に深掘ることはできても、横の広がりがなければ事業成長はそこで止まってしまいます。自分一人のチカラだと限界があり、もっと大きな世界観を実現するためには仲間に助けてもらうことが必要だと気づくことができました。メンバーを信頼したり協力したりするための能力を獲得する機会にもなり、大きな壁ですら乗り越えることが可能になることを身をもって理解することができた大きなターニングポイントですね。
二つ目は新規で取引をすることになった媒体社との交渉過程ですね。キックオフや取引開始後にも、一貫したブレない軸・世界観を持っていました。たとえば意思決定の軸、費用投資の判断基準、プロダクトのUI、提供サービス改善の優先度、顧客と求職者に対して提供することは何かまで、どの場面でも捨てること捨てないことの判断が明確かつシンプルなんですね。この過程を経て、社内外関係者を含めて世界観を提示すること、ビジョンを明確にすることの重要さを身をもって知りました。
自分のチカラがつくことで、出来ることが増え、充実度が増していく
ー 2022年3月に新パーパス「人と本気で向き合い、未来を切り拓く。」が策定されました。ネオキャリアの存在意義を各事業に落とし込む過程で、管掌事業のリクルーティングソリューション西日本事業部では「採用マーケットを勝ち抜く、ベストパートナーになる」をビジョンに掲げています。事業を牽引する石橋さんは今後の事業部展開をどのように考えているのか教えていただきたいです。
石橋さん:事業部としての世界観もありますが顧客と向き合い、事業を育てるのは現場のメンバーたちです。まずはこの事業部でともに働くメンバーが、顧客からも組織からも必要とされる存在となること。それが大切なことだと思っていますし、その先に個々人の幸せもあります。そのためには自分自身のチカラが必要になってくると思っています。
ここで言うチカラとは、スキルアップや成果を上げること、営業力の向上はもちろんですが、責任や権限含めて自分が出来ること、やれることの範囲を広げていくこと。ネオキャリアでは、部門を任されると、自社の新卒採用以外のほぼすべてのことを提案・計画して実行していくことができます。自分がありたい姿、あるべき姿があれば、その夢や目標に向かって本気でつき進んでいける環境こそが、チカラを身に付ける最適な環境ですし、楽しめるはず。
ー 個々人がチカラをつけるためのポイントや大切だと思われる理由、事業部の世界観をもう少し詳しく教えてください。
この記事を読んでいる方は、社内のメンバーや現在転職活動中でネオキャリアへの入社を検討している方もいると思います。私の経験からも、「自分のやれることが増えることで仕事・キャリアの選択肢も拡がる。だから人生が充実する。」ここは強く言い切れますし、ネオキャリアはその環境を提供できます。失敗しても成功しても繰り返しのチャレンジが大事ですし、自分のキャリアへの強い当事者意識を持ち、自分のキャリアを良い方向に導いていくマインドが仕事を通じて人生の充実を手に入れるポイントかなと思います。
23期の組織テーマは「組織を科学する」。組織内の意思決定は、VISION達成を軸として行われ、実現に向けた今期23期のテーマを「組織を科学する」と策定しています。
これからの世の中は、さらに成果が可視化される世の中になることが想定されます。求人サービスにおいても成功報酬型広告やクリック課金広告が増えてきているのがその証拠です。成果というのは自身の成果ではなく、顧客に提供する成果のことであり、イコール自身の成果になります。世の中の変化を捉えながら、組織の方向性を示すことが重要になりますし、個々のチカラをつけていくことがVISION実現への道だと考えています。
属人的な要素が含まれるビジネスモデルですが、強みは強みとして伸ばしつつ属人的な要素を因数分解して、再現性をもたせ、仕組みやシステム化で個人の成長スピードを加速させる土台創りの1年にします。事業運営していく中で各メンバーにも幸せになってもらいたいと本気で思っていますし、強い思いを持つメンバーが揃っている環境に誇りを感じながら、今後も顧客とマーケットに向き合っていきたいですね。
インタビューをしていく中で、忙しい中でも常に笑顔で話して下さる姿が印象的で、過去よりも常に未来を見た働き方をしている姿を感じるお時間でした。今回は、常に考えて行動し続けている石橋さんへのインタビューでした!ありがとうございました。
※撮影時のみ、マスクを外しております。