こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の目黒です。
今回は株式会社ネオキャリア 経営企画本部の岩倉(いわくら)さんにインタビューをさせていただきました。
岩倉(いわくら)さん
早稲田大学卒。監査法人に新卒で入社後、事業会社2社を経て、
ネオキャリアに2021年中途入社。
現在は経営企画本部 副本部長を務める。
岩倉さんのご経歴について
― 岩倉さんはネオキャリアにご入社されるまでどのようなご経験をされていたのですか?
岩倉さん:新卒では大手監査法人に入社し、約8年ほど在籍していました。
その間、主に国内企業の監査業務に従事しており、最後の3年間は、主査や副主査として、上場会社を含む監査チームの中心として、監査契約の締結から監査意⾒の形成に⾄るまで、監査業務全般を担当しました。
中小企業から大手大企業まで、様々な企業の経営者の方々とお会いし、お話ししている中で、会計士としての自分自身の価値や必要性を実感させていただける機会は多くありました。
ただ、監査法人に所属している会計士は、良くも悪くも、企業に対して、第三者的な立場から、客観的にコンサルティングを行う必要があります。
そのため、もちろん、事業会社に寄り添ってはいるものの、❝ 企業に深く入り込み、社長の右腕となって会社を良くしていくということは監査法人に属しているままでは難しい ❞という想いをもつようになりました。
最終的には、自分自身のキャリアの方向性として、将来は事業会社のCFOとして、本当の意味で❝ 社長の想いの実現に寄与できる人材になりたい ❞と考えるようになり、当時、転職を決意致しました。
その後、ネオキャリアに入社するまでに事業会社を2社経験しています。
1つ目の企業では、IFRS(国際会計基準)による有価証券報告書及び決算短信の作成を担当しました。また、決算業務に関わる内部統制の構築、グループ会計⽅針の統⼀等、決算体制の強化にも取り組みました。
ただ、CFOを目指していくためには、より横断的に幅広い領域の経験を積む必要があります。
そのため、当時ヘッドハントされたこともあり、財閥系商社の主要子会社である数百名規模のグループ会社へ転職しました。
その会社では、経営戦略、財務経理、投資審査、DXといった業務にも携わりました。
約5年間在籍していたのですが、社長と非常に近い距離で仕事をしていたこともあり、経営の視座での判断基準も学ぶことができ、CFOとして必要な経験・スキルを網羅的に積むことができたと思っています。
難易度の高いミッションへの挑戦
― 岩倉さんがネオキャリアに入社を決められたご理由をお伺いしても宜しいですか?
岩倉さん:スカウトを頂いたのがネオキャリアを知ったきっかけで、正直、それまでは名前も存じあげていない状況でした(笑)
ただ、経営陣と面談を重ねる中で、” 本気でIPOを目指している「熱量」 “と、” IPOする上で、ネオキャリアが抱える課題や障壁について正直に話していただけた「誠実さ」 “に惹かれていきました。
特に代表の西澤さんとの面談ではそれを強く感じました。
1社目の監査法人時代には、多くの経営者と仕事をしてきましたが、西澤さんほど、高い志と強い覚悟をもって、足元の現実も見つつ、将来を熱く語れる経営者はほとんどいませんでした。
手前味噌ですが、当時、CFOポジションでのお声がけは多数頂いているような状況ではありました。
ただ、上記のように、「経営陣の姿勢」に強く惹かれたことや、ネオキャリアのような「数千人規模に成長してからの上場」は、数十人規模のスタートアップがIPOを目指すこととは全く異なる難しさがあり、その” 難易度の高いミッションに挑戦できること “に面白みを感じ、ネオキャリアに入社することを決めました。
❝ スタートアップのスピード感、大企業のスケール感 ❞ネオキャリアの挑戦環境とは
ー 岩倉さんが考えるネオキャリアのおもしろみを教えていただけますか?
岩倉さん:大きく2つあります。
1つ目は、企業規模からは想像できないくらいの「意思決定の速さ」です。
大企業ながら、スタートアップのようなスピード感があることは大きな魅力だと思います。
これは、意思決定を迅速に実行するために、各領域に高い専門性をもった「プロフェッショナルがいること」に起因すると感じています。
また、西澤さんの「その分野のプロに任せる姿勢」も意思決定の速さに繋がっていると感じています。
西澤さんは、良い意味で人に任せる謙虚さと度量のある経営者です。
そのため、会社のあるべき姿・方向性と合致している前提であれば、スピーディーに新しいことに挑戦し、推進していける風土がネオキャリアにはあると感じています。
2つ目は良い意味で、❝ ネオキャリアにはまだまだ多くの課題があること ❞です。
ネオキャリアは創業からの20年間、他には類を見ないほどの急成長を遂げてきた会社です。一方で、その急速な成長速度に、各領域において制度構築や仕組みの設計が追い付いていない部分もあるのが正直なところです。
一例ですが、M&A業務に関して、その分野に長けた一部の人材に俗人化しており、そのノウハウが組織のナレッジとして集積されていない状況がこれまでございました。
そのため、私が入社してからは、これまで培ってきた経験や知見が、ネオキャリアのノウハウとして集積されていくように、若手メンバーに共有を行いながら、業務を実行するようにしています。
もし、仮に自分がいなくなったとしても、残ったメンバーが自分と同様に業務を行えるような仕組みづくりを行っています。
外から見ると「ネオキャリアはもう大企業化しており、今から入社してもやれることは少ないのでは?」と感じられるかもしれませんが、全くそんなことはございません。
まだまだ課題も山積みですが、だからこそ、❝ 自分自身がオーナーシップを持って課題解決を推進していける環境 ❞におもしろみを感じていただける方にとっては、ネオキャリアは❝ スタートアップ並みのスピード感で、大企業のスケールの仕事ができる ❞という非常にやりがいのあるフェーズの会社ではと思っています。
ー 新しい仲間とともに創る、これからのネオキャリアが楽しみです。
岩倉さん、ありがとうございました!