はたらく人
2022年7月25日

【内定者インタビュー】大手化学メーカーの内定を蹴ってメガベンチャー総合人材会社へ。ネオキャリアに見た自分の将来像とは。

こんにちは!ネオワン編集部の田代です!

今回は毎年恒例ネオキャリアの内定者インタビューを実施していきます!

第1弾は、九州大学大学院理学府化学専攻在学中の鈴木さんにインタビューをしてみました!在学中の大学では8割の人が研究職へ就職される中、研究職というルートではなく、ネオキャリアを選んだ理由を一挙大公開!

 

<プロフィール>

鈴木(スズキ)さん 愛知県出身

幼少期から高校生までは野球部に所属し、すべてのカテゴリーでキャプテンを務める。当時は小・中学校時代の先生の影響から教師を目指していました。その後、現在の九州大学に合格し、入学。大学時代は専門の化学に加えて、教職課程を履修し、学部時代には教育実習も経験。そこで、自分の教師像とのギャップを目の当たりにし、民間企業を志すことに。

教師を目指していた学部生時代

 

田代: 鈴木さんは大学の学部生時代は教師を目指していたとお伺いしたのですが、なぜ教師の道から民間企業への道に転換されたのですか?

 

鈴木さん:はい。僕は学部生時代まで教師という道も将来の選択肢の1つとして視野に入れていました。当時は教職課程を履修していたので、教育実習にも行かせていただきました。元々、中学生の頃から漠然と教育業界全体に違和感を感じていましたが、当時はその違和感を上手く言語化できていませんでした。しかし、教育実習で教師になった人にたくさん話を聞いているうちに、教育の仕組み創りをしないといけないと漠然と感じました。そこからは、専攻の化学業界と教育業界への就職を視野に入れていました。

 

田代:なぜ、そのような考えに至ったのですか?

 

鈴木さん:当時、僕は日本における教師のあり方に疑問を持っていました。当時、文部科学省が「#教師のバトン」というハッシュタグをSNSで作り、色んな人の教師としての想いを世の中に広めていくプロジェクトがありました。そのプロジェクトは、教師の良いところや想いを広げていくつもりだったのですが、蓋を開けてみると、教師への不平不満がハッシュタグを通して拡散していきました。

 

そういった実情を目の当たりにした時に、もっと教育全体の環境を変えていかないといけないと感じました。実際に教育実習に行った際に、今の日本の教育はインプットをさせて、それを正しくアウトプットさせる教育をしているのですが、実際に社会に出た際は自分の意志を介してアウトプットしないといけず、苦労します。そう考えた時に、もっと主体的にアウトプットさせる仕組みや主体性を育む教育を創っていかなければいけないと感じました。

専門分野の化学や教育に関わる仕事を探していた就職活動

田代:なるほど、そこから教師の道ではなく一般就職の道を志したんですね。

 

鈴木さん:そうです。僕は大学院まで進み、研究もしていたので研究職という道も1つありましたが、最終的に自分の特性と、将来を見つめなおした時に、より人と関われる仕事をしたいと思い、主に総合職での就職を目指していました。

 

田代:就活初期はどういった考えで就活をしていたんですか?

 

鈴木さん:就活初期は、自分がこれまで学んできた化学や教育という専門分野を活かした企業に就職しようと思い、化学メーカーや教育関連の企業を中心に就活をしていました。

僕自身、化学業界はこれまで学んできた自分の強みを活かせると感じましたし、教育業界は教育に直接関わることで見えることもあると感じていました。その為、当時は自分の学んできたことをいかに就職後活かすことができるかどうかを考えていました。

 

180度考え方が変わった就活終盤期

 

田代:そうだったんですね!ここまでお話しをお伺いしても、まだネオキャリアとの接点が見つからないのですが、就活中にどういう風に考え方が変わっていったんですか?

 

鈴木さん:はい。就活中盤期の僕の将来像は「父のような人になる」というもので、普通のサラリーマンになり、安定した家庭を築き、新卒で入った企業で定年まで務めていくというものでした。

 

しかし、就活終盤期に自己学習の一貫で経済のセミナーを聴きに行きました。そこでは経済の仕組みやサイクル論など、経済学全体に関する内容を話してくれていました。そのセミナーの主催者はフリーランスの方で、そこでの内容を聴き、新卒で入った企業で定年まで働くことやそもそも企業に就職するだけがすべてでは無いことを知り、自分の中で選択肢が広がっていきました。

 

このセミナーを聴き、親の世代の生き方や働き方とこれからの生き方や働き方は全く違うと感じましたし、よし自分の選択肢を広げていかないといけないと感じさせられました。

 

そこから考え方が180度変わり、就職はあくまでスタートであり、そこから何を学び、どう選択肢を広げていくのかが大事だと思うようになりました。

1通のスカウトから繋がっていったネオキャリアへの道

田代:そして、そのタイミングで僕が鈴木さんにスカウトを送ったんですね!

 

鈴木さん:はい、本当に目から鱗でした。そして、そういったタイミングでwantedlyで田代さんからスカウトを頂き、ネオキャリアという存在を知りました。

 

wantedlyのプロフィールには化学系や教育系に興味があると書いているのに、その時のスカウトでは、「鈴木さんが求めている業界ではありませんが」と書き出し、僕自身の経験や考え方に興味をもったという内容が書かれてあり、1度話しを聞いてみたいと思ったのが始まりでしたね。

 

また、そのスカウトの内容が総合職ではなく、経営企画職というもので、経営に少し興味を持っていたこともあり返事をしました。

最初の面談で、経営企画職の内容を聴き、組織を動かしていく環境に非常に興味を持つようになりました。

 

経営企画職では、ネオキャリアの経営層とともに仕事をしていくため、これまで自分が見れなかったもの、知らなかったことがもっと知れると感じワクワクしたのを今でも覚えています。実際に、面接では事業に詳しい人も出てきて、その人達のノウハウや考え方を学ぶことができると感じました。

 

決め手は選択肢を広げるキャリアを歩めるかどうか。

 

田代:あの1通のスカウトがきっかけとなれて、僕も嬉しいです!でも、これまで化学系や教育系の企業を受けていた中で、最終的なネオキャリアへの決め手を教えてください。

 

鈴木さん:はい。ネオキャリアへの決め手は、「自分の選択肢が広がっていくイメージが出来た」ことです。選考の過程でネオキャリアのある部長とお話しした際に、自分と見えている世界がこれほどまでに違うのかと痛感させられました。

 

自分が明確にアウトプットできるものって、自分が今持っているものからしか出来ないんですよね。今の自分にはまだまだ何も無いと感じました。また、最終選考官は何においても当事者意識を持って話してくれたため、非常に説得力が高かったし、そういった何事にも当事者意識を持っている人達と自分も働いてみたいと思いました。

 

ネオキャリアの選考を通じて、改めて就活はゴールではなく、スタート。その後の人生を彩っていくため、選択肢を広げていくためには就職した後が大事だと感じました。

ネオキャリアは、優秀な人が多いと感じたことは勿論、今の組織環境、事業、企業フェーズどれにおいても転換期であり、そういったフェーズで働くことは自分にとっても非常に良い経験になると感じました。3000人規模のメガベンチャーにもかかわらず、これから会社を自分達が創っていくんだという感覚を強く持ちました。

 

田代:そうだったんですね。ただ、鈴木さんの環境的に周囲の人達から反対などはありましたか?

 

鈴木さん:正直反対されました(笑)

なぜ、大手にいかないの?よく言われていました。当時、化学系・教育系の企業からも内定をもらっており、僕自身も各企業に入った際の10年後の自分を想像してみました。想像した際に、10年後に活躍をしている企業が今有名な企業であるとは限らないし、不確定要素が多いVUCAの時代(変化の激しい時代)だからこそ、自分自身がスキルアップをし、選択肢を広げておく方がむしろ安定だと感じました。

 

あとは、経営に携われるという高揚感とこれまで学んだことのない未知の領域に踏み込んでみたいという好奇心が僕の背中を押してくれました(笑)

改めて、ここがゴールではなく、これからがスタートだという気持ちをもってキャリアをスタートさせていきます!

 

田代:良い心意気ですね!改めて、内定者インタビュー第1弾は選択肢を広げるキャリアを選んだ鈴木さんの就活中の考え方を赤裸々に話していただきました!

 

鈴木さん、ありがとうございました!