はたらく人
2022年7月27日

“成長は振り返りの積み重ね” ~バックオフィスから事業を支える販売管理部長がDX化で描く未来~

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の高沢です。

今回は、2016年に中途採用でネオキャリアに入社された販売管理部  部長の須崎さんへインタビューをいたしました。

ご入社のきっかけや販売管理部のこと、そして今後の目標などをうかがいます。

<プロフィール>

須崎(スザキ)さん  所属:財務経理本部 販売管理部

東京都出身。リゾートホテルに就職後、大手スポーツクラブなど計3社を経て、2016年12月にネオキャリアに入社。

第18期 社員総会にてベストパフォーマンス賞を受賞され、2019年10月に販売管理部の部長に就任。

離島で社会人生活をスタート

——ネオキャリアにご入社されるまではどのようなご経験をされてこられたのでしょうか?

 

須崎さん1社目は沖縄県にあるリゾートホテルに正社員として就職しました。

地元である東京を離れ石垣島に2年弱在住したのですが、マリンアクティビティ関連の仕事で昼間は海の上で過ごし、帰宅後は大好きなバスケットボールをプレイして、週末はビーチパーティーを楽しむといった生活を送っていました。

公私共にとても充実した毎日でしたが、就職から1年が経過した頃に東京へ帰省し、自分が周りとは随分かけ離れた生活を送っていることに気付き、今後のキャリアについて「このままでいいのだろうか?」と考えるようになりました。その後、石垣島に戻り1年弱仕事を続けましたが、その間も自分の将来について考え続け、東京へ戻ることと1度目の転職を決意しました。

 

2社目に就職したのは大手スポーツクラブの運営会社です。はじめは店舗勤務だったのですが、キャリアアップを続け、セクション責任者のポジションを任せていただき、販売・イベント企画の運営やツアーコンダクター、スクールコーチなど表に立って行う仕事から、店舗の業務管理や在庫管理・販促活動なども含めた店舗全体の運営に携わり、その後、本社へ異動し、商品販売に関するスーパーバイザーとして関東40店舗弱の管理を行いました。

最終的にこちらの会社では18年間お世話になったのですが、大変多くの経験をさせていただき、この2社目で経験したことの積み重ねが自身の今後を決める指針になったと思います。

入社のきっかけは “マネジメント” × “成長”

——18年間も勤めてこられた中で、転職のきっかけとなるターニングポイントはどこにあったのでしょうか?

 

須崎さんきっかけはいくつかありますが、その中でも「マネジメントをしたい!」と強く思ったのが大きなきっかけになります。

 

30歳の頃、スーパーバイザーとして、店舗全体の品質管理やマネジメントに従事していたのですが、当時、関東の担当店舗には合計100名弱のインストラクターがおり、店舗勤務だった頃は1店舗あたりの規模が10名程度であった為、文字通り桁違いの人数のマネジメントをすることになりました。

一人ひとりと接しながら、いかにやりがいを持って働いてもらうか、そのための仕事環境をどう作るか、そしてどうやって成果をあげていただくかを考えるようになり、自分に関わってくれた人達が活躍する場面を度々目にしていく中で、いつしかそれが自分にとってのやりがいでもあり、同時に得意分野であると感じ、この仕事が好きだと思うようになりました。

 

一方で、入社して二年で東証二部上場、翌年には東証一部に上場し、 グループ会社から別ホールディングスへの変動など、会社全体でも大きな局面となる過渡期を迎えていました。ともに働く仲間たちと目標や将来の夢について語らい、心躍らせながら最前線で急激な成長とともに上場していくのを経験しましたが、その後事業を閉じる事も何度か経験し、ふと、あの頃のようなワクワクした気持ちを感じることがなくなっていたことに気づいたんです。

「自分のやりたい仕事」、「会社や社会の為に貢献し、活躍出来ること」は何であるかを改めて考え、「未来あるところで未来に繋がっていく過程に身を置きながらマネジメントがしたい」、「今度は後方支援の立ち位置でもう一度成長プロセスの過程に入りたい」と思うようになりました。

 

ネオキャリアへの入社を決断したのは上記のシチュエーションにぴったりな魅力的で未来ある企業だと感じ、その成長していく過程を近い場所で見ながら社会に貢献していきたいと思ったからです。

必要なのは絶えず状況を見つめ直すこと

——須崎さんは入社後、現在の部長までキャリアアップされたそうですが、力を注いだことや印象に残っていることなどありましたら教えていただけますでしょうか?

 

須崎さん正直なところ、入社当初はポジションよりも「マネジメントしたい」という気持ちでしたので、特に「部長になる」ということは自身のスコープには入っていませんでした。自分やチームの業務は上長以上の方がいい意味で手出しが出来ないくらいにコントロールし、完璧な結果を出すこと、そのために無駄な工数を省き、安定したチーム、ひいては安定した部となるよう着実な維持と改善を心がけていました。

 

入社した当時も部長となった今も想いは変わらず、経験や実績が増える度により多くの方をマネジメントしたいと思うようになり、やりたいことを目指して突き進み、常に目標と達成を繰り返してきたことが結果としてキャリアアップに繋がったのだと思います。

 

過程も楽しく!DX化で叶える基盤の強い部署

——そんな須崎さんが所属されている販売管理部ではどのような業務をされているのか教えていただけますでしょうか?

 

須崎さん販売管理部は主に売上・原価処理や請求業務などを担っている部署です。管理部門の中でも比較的事業に近い立ち位置のためイメージとしては営業事務、というのが近いかもしれません。ただ、ネオキャリアの販売管理部が営業事務と明確に違うのは、本来は事業側で担っている受発注業務の一部を行っていることや、一般的な企業では総務や法務、または独立した一つの部として機能している取引企業の信用調査などを行う取引審査、契約書等の確認・管理業務も行っているところです。

契約書を読み解く力が身につき、経理的な観点も必要になる為、経理とも総務・法務とも営業とも違う、販売管理部という立場からハイブリットな視点を持つことができるようになります。

 

近年ではDX化に力を注いでおり、部全体でアナログ作業を出来る限り排除し、システムで業務を一元化するなどITによる改善を目標としています。

私が入社後、所属していた販売管理部も事業の拡大や統廃合に伴う異動、また時代の変遷などにより1/3程度まで人員が減少したのですが、少人数体制でも日々の業務が可能となっているのは部の皆が努力し、DX化を推進してくれている結果だと思っています。

 

はじめから「当たり前なもの」、「変わらないもの」と判断せず、どうすればよりよい業務環境になるか、こんなシステムがあったらいいな、これをシステム化出来たらもっとスムーズに仕事が進むな、と想像を膨らませ、会社としても部としても成熟していく過程を楽しみながら仕事をすることを大切にしています。

 

ネオキャリアグループは人材紹介だけでなく、採用管理システムやアルバイトと企業を繋ぐマッチングサービスなど多種多様なビジネスモデルを取り扱っている為、変化に富んだ事業の成長性に置いていかれないよう常に基盤の整った強い部署をつくることを心がけ、これからも「正しく、正確に」をモットーに日々の業務に取り組んでいきます。

次世代を担う子ども達から選ばれる会社に

——最後に、今後体現していきたい目標などあれば教えていただけますでしょうか?

 

須崎さんネオキャリアでは今年新たに掲げたパーパスと7つの目標(7GOALS)があるのですが、数か月前、現在高校3年生の息子が進路について考えるタイミングがあり、就職するか大学に進学するかの相談を受け、「将来どうなりたいかを考えて人生を逆算し、そのために必要な選択をする」ようにアドバイスをしました。その際、息子が冗談めかして「お父さんの会社に行こうかな」と言ってきたんです。結局は大学進学を選んだようですが、また2,3年後には就職を考える時期が来るんだなと思い、息子を含め次世代を担う子供たちが進路を考えるタイミングがきた時には「”ネオキャリアで働きたい”とぜひ思ってもらえるような会社にしたい!」と改めて身に染みて感じました。

 

そのためにも、7GOALSの体現に向け、販売管理部としてもその一翼を担うべく業務のDX化を推進し、よりスマートに、より高品質且つ高効率な環境を作りあげ、ネオキャリアグループが社会にとってなくてはならない成熟した企業となるよう、会社にそして社会に貢献してまいりたいと思います。

 

 

——今回は中途入社後、部長までキャリアアップを続けてこられた販売管理部の須崎さんへのインタビューをご紹介させていただきました。

仕事もご自身も常に見つめ返し、絶えず成長を続けてこられた須崎さんと今後の販売管理部の発展がとても楽しみですね!

 

須崎さん、ご協力いただきありがとうございました!

 

 

※掲載写真はすべて撮影時のみマスクを外しています。