はたらく人
2022年8月22日

社員一人ひとりが誇れる会社へ|人事部 責任者が語る「多様性と個性が発揮できる場」の土台づくり

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の目黒です。
今回は株式会社ネオキャリア 人事部 部長の平本(ひらもと)さんにインタビューをさせていただきました。

■ プロフィール
平本(ひらもと)さん
人材業界にて営業職を経験後、小売業界の東証一部上場企業に転職し、教育研修を中心に、採用、制度・企画、労務等、人事領域を網羅的に経験。人事部長を務める。
ネオキャリアには2021年に入社し、現在はグループ会社全体の人事部の責任者を担う。

平本さんに過去のご経験や仕事への想いについて、お伺いさせていただきます。

◇ 人事としてのキャリアを歩むようになったきっかけ

ー 平本さんが人事のキャリアを歩まれるようになったきっかけをお伺いできますか?

 

平本さん:きっかけは人材派遣の企業に務めていた際に、教育研修部門を先輩社員と立ち上げたことです。教育を中心に人事という仕事に興味を持つようになりました。

 

それ以降、15年くらい人事一筋のキャリアを歩んできていて、採用、教育、制度・企画、労務と人事業務を幅広く経験してきました。

 

そういった経験の中で、人事業務を体系的に理解できるようになり、徐々に「人事の仕事のおもしろさ」が分かるようになってきました。

 

◇ 人事のおもしろさ

ー 人事業務を幅広く経験してきたからこそ分かる、「人事のおもしろさ」について是非、お伺いさせて下さい。

 

平本さん:私が考える人事のおもしろさは、「様々な人の価値観・考えに触れられること」です。

 

人事の仕事をしていると「採用(入社)」から「退職」までの過程で、立場や部署の異なる様々な社員と関わり続けることになります。

 

その過程の中では、もちろん「この課題は過去にもあったな」と感じることもありますが、その課題を抱える部署や社員が変わると解決方法が全く異なってきます。

 

それは、ある課題・事象に対する解釈や感じ方は、社員一人ひとりで異なるためです。

 

そういった意味で、15年以上人事の仕事をしていますが、毎日新鮮な気持ちで業務に取り組むことができていますし、日々新しい気付きや学びがあることは、人事の奥深さ、おもしろさだと感じていますね。

 

◇ 社員一人ひとりが誇れる会社へ

ー 平本さんが全社の人事責任者としてネオキャリアで実現させたいことはありますか?

 

平本さん:これまでよりも一層、ネオキャリアを「一人ひとりの社員にとって誇れる会社」にしていきたいと思っています。

 

当社は成長意欲が高く前向きな若手社員が多いことや、一人ひとりの社員に大きな裁量があることなど、働き甲斐が十分にある企業だと自負しております。

 

一方で、人事的な側面では、まだまだ未整備な部分も少なくないのが正直なところです。

 

当社では2030年までの達成目標として「7GOALS」を掲げており、その中の1つに「性別・国籍・障がいを問わず、多様性と個性が発揮できる場の提供」という目標を掲げています。

 

多様性と個性が発揮できる場」を社員に提供できることは、間違いなく「一人ひとりの社員にとって誇れる会社」に近付いていくと思いますので、その実現に向けて邁進していきたいと思っています。

 

 

ー 「多様性と個性が発揮できる」というのは具体的にどんな状態だとお考えですか?

 

平本さん:一人ひとりの社員が「その人固有の才能」を発揮できている状態だと考えています。

 

「適材適所」という言葉があるように、人にはそれぞれ「その人に適した活躍の場」があり、あるポジションで思うように活躍ができなかった人が、別のポジションでは見違えるほどの成果を出すということは往々にしてあります。

 

当社は人材・ヘルスケア・グローバルと幅広い領域で事業を展開しており、3000人規模の会社ということで、管理系や企画系の職種、エンジニアなど、営業職以外にも様々な職種が存在します。

 

そのため、「その人に適した活躍の場(事業領域・職種)」を提供できる可能性は十分にあると考えており、これから当社へご入社される方も含めて、一人ひとりの社員に対して「多様性と個性が発揮できる場」を提供し得る環境が当社にはあると捉えています。

 

◇ 「多様性と個性が発揮できる場」の土台づくり

ー 「多様性と個性が発揮できる場」をつくるために平本さんが大事に思われていることはございますか?

 

平本さん:「多様性と個性が発揮できる場」を提供するには、「社員全員が健康に働ける環境を整えること」がそもそもの土台として重要だと思います。

 

当然ですが、心身ともに健康な状態でなければ、どれだけ自分に適した事業領域や職種で働いていたとしても、本来の能力を十分に発揮することはできません。

 

正直にお伝えすると、当時はベンチャー企業ということもあり、過去には、無理を利かせた働き方をしている社員が数多くいるような時期もございました。

 

しかし、事実ベースで現状をお伝えすると、20時半でPCが完全にシャットダウンされ、「それ以降は働きたくても働けない」状況ですし、働き方の観点では、かなり改善がされてきている状況です。

 

今後も人事として「社員全員が健康に働ける土台」をより強固にしていくとともに、「社員一人ひとりが誇れる会社」により一層、近づけていきたいと思います。

 

 

ー 平本さん、ありがとうございました!