こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の東です。
今回はネオキャリアの中途採用支援事業部で、福岡支店長を務める下り藤さんへインタビューさせていただきました。
ご自身の強み・弱みを自覚しながらも、拠点責任者として成果を出し続けている、、努力の秘訣に迫りました。
下り藤(さがりふじ)さん 大学卒業後、ネオキャリアに2018年新卒入社。リクルーティングメディア西日本事業部(中途求人広告事業)に配属となり、中小・中堅企業を中心に中途採用メディアの販売、新規開拓を担当。入社3年目の2020年10月からメディア事業本部 リクルーティングソリューション西日本事業部 福岡の責任者として福岡を中心に九州エリアのマーケット拡大を牽引。
予期せぬ成長を期待できそうなネオキャリア
-本日はよろしくお願いします!下り藤さんは2018年に新卒でネオキャリアにご入社されていますね。今回は新卒入社した後輩やこれからネオキャリアを志望先として考える学生さんに、少しでも共感できる点やキャリア形成において参考になる内容のインタビューをしていきたいと思います。まずは入社前後のことからお聞かせください。
下り藤さん:いきなりハードル上げますね(笑)。思い出しながら過去を振り返っていきます。就活時では人材業界、広告業界、印刷業界を中心に人とのつながりを築けそうな企業を志望していました。業界の中でも人のつながりという視点から、徐々に人材業界に絞っていく中で、ネオキャリアともう1社競合にあたる企業からも内定をもらい、最終的にネオキャリアに決めました。
-決め手は何だったのでしょうか?
下り藤さん:「若手が活躍できる」「成長曲線が良い意味で読めない」「年功序列でない」「チャンスが多そう」など、このあたりがネオキャリアに入社する決め手になりました。就活をしていく過程で、将来のことも徐々に考えるようになるわけで、どこかしら守りの考えも出てくるんですよね。
例えば、安定しているのかとか福利厚生は充実しているのか、とか。もちろんそういった安定性や安心感も大切ですけれど、それ以上に若い世代や同世代が活躍していて、かつアドベンチャーな要素を感じる会社で自分自身の将来を切り拓いていきたい、未知なる可能性に自分も当事者として加わりたい、その気持ちが大きかったんです。
自分の“弱み”は自覚し、愚直に顧客と向き合う。
-入社後は、中途採用支援を行っている「リクルーティングメディア西日本事業部」に配属されました。中堅・中小企業を中心に新規開拓を携わることになったんですよね?
下り藤さん:そうです。自分はまさに”スロースターター”であることを自覚していたので、最初から自分は安定して成果を上げられるには時間がかかりました。もちろん、周囲を見ると入社前から想像していた通り若手や同世代で圧倒的に成果を上げているメンバーが多く、焦る気持ちもありましたし、当時の上司からも叱られることも多かったですね。
けれど、叱られる中でも感情的な叱り方はなく、正論で、上司が常に顧客目線だったので、「いつかこの上司を超えてやる」そう思って入社当初はスピード感と顧客ファーストで仕事に向き合い続けていました。今すぐ、契約はしてくれなくてもコツコツ情報提供をしたり、定期的に連絡をしたり、関係性を途切らせることなく未来のお客様と接点を持つようにしていました。
-地道にやるべきことに集中して、お客様から信頼していただくにはどうすればいいかを考え続けていたわけですね。少しずつ成果が実り、入社2年目でリーダーに昇格されたのですよね。
下り藤さん:客観的に振り返ると、部下をマネジメントさせてもらうようになってから理想のマネジメントは出来なかったと思います。部下の課題に向き合う余裕を持ちたかったのですが、自分自身のことで精一杯だったこともあり、寄り添って部下の成長を支援してあげるまでのキャパシティはなかったなというのが当時の苦い思い出ですね。
コロナショックでも積み上げてきた努力が実を結びだした。
-リーダー昇格後に時期的にコロナショックで企業の採用意欲は落ち込み、事業全体としても苦しい時期に入ったと思うのですが、下り藤さん自身には大きな影響がなかったとお聞きしています。それはなぜでしょうか。
下り藤さん:自分自身が最初からスロースターターであることを自覚していたので、1年目からアプローチしていた企業開拓が進むなど、過去の蓄積が花開くようになってきたんです。瞬発力ではなく過去からコツコツとまいたタネが実ってきたため、大きな影響を受けることはありませんでした。おかげさまでその年には、新規開拓社数、受注金額が評価されてリクルーティングソリューション西日本事業部のMVPとして表彰されました。
-自己分析をして、そのうえで、どうすればいいかを考えて行動し続けた結果が表彰につながるなんて嬉しいですね。その後、2020年10月からリクルーティングソリューション西日本事業部 福岡の拠点責任者に抜擢されるわけですが、そこから現在までのお話しを聞かせてもらえますか。
下り藤さん:福岡は0からの立ち上げではなく下地はありました。そんな福岡は人口が増加しており、雇用意欲も旺盛で、マーケットとして伸びているということもあり、それまで新規開拓が出来ているという点が評価されて、拠点責任者のお話をいただきました。せっかくのチャンスなのでモノにしたいと「やらせてください」と即答しました。
拠点責任者を任せていただいてから責任者クラスとの接点が増え、学ぶ場がこれまで以上に増えていきました。それと同時に、現状人員でベストパフォーマンスを追求する難しさも痛感していますが着々と既存客も増え、組織としても2倍以上成長しているので、まだまだ自分には足りない点があることも自覚していますが、会社の状況の共有やマーケット状況などをキャッチアップして、事業運営の戦術に活かしていきたいですね。
(※)昨年対比(3月-7月)
-下り藤さんの今後の目標を最後にお聞かせください。
下り藤さん:今後の目標は、せっかく任せてくれた福岡の組織を大きくしていくことですね。現在は2名体制の小さな組織ですが、10名以上にしていくことが当面の目標です。顧客にさらなる価値提供をすべく、リクルーティングソリューション西事業部内では、案件共有プロジェクトを22年3月から立ち上げリーダーとして、顧客の採用成功の可能性を1%でも上げるために部署内で取り組んでいます。採用のノウハウを共有でき、リピート率の向上にも繋がる実績が出ているので、拠点拡大とともに組織貢献という一段上の視点でも事業運営に貢献していきたいですね。
また、「グロース X 人材採用編」というe-ラーニングアプリの協業開発にもプロジェクトメンバーとして関わらせてもらっています。採用業務をサポートするHR Techサービスはたくさん出てきていますが、肝心の採用担当者へ向けた育成・学習サービスは皆無ですので新サービス開発にも積極的に取り組むことで、自分自身のスキルの向上と顧客価値の最大化にも貢献していきたいですね。
-多くのことに取り組まれているのですね。たしか最近ご結婚もされたと聞きました。今は単身赴任なのですか?
下り藤さん:2022年に結婚して、妻と一緒に福岡で暮らしています。プライベートもより充実させていけるよう、20代でビジネスの基本を自分に叩き込み、今後40年間の社会人生活の土台となると考えています。
ポジションが上がればその分、責任範囲が広がり、権限も大きくなるので、入社前に「会社の成長曲線が読めない」という見立ては、自分自身のキャリアにも当てはまっていきそうです。もちろん良い意味で読めないので、このまま組織を大きくして、社会への影響力も大きくしていきたいですね。
インタビューを通して入社前から自分の弱みを自覚しながら、愚直に仕事に取り組んできたというエピソードが印象的でした。入社当初から責任者を目指している方も多いと思います。この記事を通して、悩みや不安を乗り越える一つの道筋になれたら幸いです。ありがとうございました。
※撮影時のみ、マスクを外しております。