サービス
2022年8月31日

介護業界が人材不足になりやすい理由とは!?

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の安本です。

 

今日で私が記事を書くのは3回目になるのですが、私はこれまで「介護業界」にまつわる記事を中心に発信をしてきました!

今回は、今まさに社会問題になっている介護業界の「人手不足とその解消法」についてお話していきたいと思います!

 

▶過去公開記事

第一弾:介護職は「最高のサービス業」業界未経験・無資格でも活躍できる魅力とは?

第二弾:介護業界におけるイメージを払拭! 国が掲げる4つの改善施策と、数字で見る業界の成長過程

 

先進国の中でも少子高齢化によって人材が不足しがちな日本において、特に人材不足が顕著になりつつあるのが介護業界です。

介護業界は少子高齢化が進むことによって、施設利用者が毎年のように増加しているのにも関わらず、介護士として働く人材は増えていない業界が、介護業界です。

 

このままでいくと、施設利用者に対して介護職員の数が足りなくなり、労働環境が悪くなるのはもちろん、サービスの質自体も低下してしまうことが予測されます。

 

こういった事態を防ぐためにも、介護業界は人材不足を解消するために様々な取り組みを行う必要があります。

 

介護業界が人材不足になっている要因とは?

 

  • 超高齢化社会

現在日本では超高齢化社会が進んでいます。

内閣府の発表によると、日本の総人口は令和1年には約1億2,600万人に対して、65歳以上の人口は約3,600万人になります。

 

総人口に対して65歳以上の割合は28%となっており、約3人に1人が高齢者にあたることになります。

また、今後もこの数は増えていくとされています。

 

  • 少子化による労働人口の減少

日本では毎年のように「労働人口」が減っています。

総務省のデータによると令和2年には労働人口が約6,860万人となっていますが、これは前年に比べると約18万人減少しており、毎年のように労働人口は減少しています。

 

労働人口が減少するということは、それに伴い介護業界に携わる人が少なくなり、人材不足に繋がってしまいます。

 

  • 離職率が高い

介護業界は造語で3K(きつい、汚い、危険)と言われることも多く、仕事自体がマイナスなイメージを持たれ他の業界に比べても、離職率が高いイメージを持たれています。

 

介護労働安定センターによると、2019年における介護職の離職率は15.4%となっています。

 

一方で、厚生労働省によると、全産業を併記した離職率は約15.6%となっており、介護職の離職率は平均に位置しています。

データ上は離職率も平均値となっていますが、一般的には離職率が高いイメージを持たれており、これが人材不足の要因になっています。

 

 

介護業界が人材不足を解消するための方法とは!?

 

  • デジタル化による業務効率UP

介護業界ではIT機器の普及が浸透しておらず未だアナログな体質が根付いています。

国自体もデジタル化を進めていくために、補助金制度を作るなどの取り組みを行っています。

業務効率が上がり労働環境が改善されていけば、介護業界に対するイメージも払拭でき、人材を確保する事にも繋がるでしょう。

 

  • 外国人労働者の採用

そこで外国人労働者を採用し人材を確保します。

国も外国人労働者を採用する取り組みを行なっており、技能研修など様々な制度が導入されつつあります。

 

そのため外国人労働者を採用するハードルが下がり、人材不足を解消するべく有効な手段となるでしょう。

 

  • 採用活動の見直し

現在では、SNSやホームページ上での採用活動もかなり重要度が上がっています。

求人倍率が高くなっているため、ハローワークに求人を掲載するだけや、求人広告を出すだけでは優秀な人材が集まりにくくなっています。

 

また、他社との差別化を図るためにより優秀な人材を確保するべく、紹介会社を経由しての応募も増えています。

 

介護業界が人材不足になりやすい理由から、どのようにすれば解消するのかを解説しました。

 

私たちネオキャリアとしても少しでも業界を盛り上げるべく貢献していきます。