はたらく人
2022年9月13日

“メンバーが主体的に動く風土”の醸成ー財務経理部マネージャーにマネジメントで大切にしていることについて聞いてみた

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の目黒です。

今回は、管理本部より、財務経理部 マネージャー、山重 (やましげ)さんにインタビューをさせていただきました!

〈プロフィール〉

山重(やましげ)さん

ネオキャリアに2020年に中途入社。

現在、財務経理本部 財務経理部マネージャーを務めており

初代NeoModelにも選出。会社/組織改革等、幅広く携わっている。

 

◇ “メンバーが主体的に動く風土”を醸成するために意識していること

ー 本日はよろしくお願いいたします!

 

「山重さんの下は働きやすい」という声をよく聞くのですが、メンバーマネジメントをしていく中で、意識されていることはございますか?

 

山重さん:面倒見が良いとは言われる方ですが、ありがとうございます(笑)

 

マネジメントについて、意識していることはいくつかありますが、「結論」だけでなく、結論に至った背景や理由といった「判断軸」を伝えることは特に意識しています。

 

 

財務経理部にも色々なメンバーがいますので、一人ひとりに寄り添った関わり方を行うことは前提にあります。

 

ただ、程度の差はあれど「判断軸を伝えていく」ということは、どのメンバーと接するときにも意識しているポイントです。

 

財務経理部の仕事は、確かに、日々のルーティンとしてコツコツこなしていくような業務もある一方で、これまでと同じやり方をしていては上手く機能しなくなってしまう仕事も発生します。

 

 

そういった中、メンバーからの質問や相談に対して「結論」だけを伝えてしまうようなマネジメントをしていると、「やり方が決まっているルーティンワークをこなす」ということしかできなくてなってしまい、日々の業務の中で課題意識を持ち、「自らが主体的に業務改善を行っていく」といった意識が芽生えなくなってしまいます。

 

そのため、自分がどういった考えを持って業務に取り組んでいるのか、その考えをもつに至った背景や理由といった「判断軸」をメンバーに伝えていくことで、メンバーが日々の業務の中で課題意識を持ち、まずは自分自身で「どうすればこの課題を解決できるのか」を考え、発信していけるような、”メンバーが主体的に動く風土”を醸成できるよう心がけています。

 

ー ありがとうございます。確かに、メンバーの立場としても、「判断軸」を上司からしっかり伝えてもらえると、自分の力で解決できる問題が増えていくように感じます。

 

◇ マネージャー自らが「お客様(社員)のNo1の存在」を体現する

ー 先程のお話しはマネージャーとして、とても素敵なお考えと感じたのですが、山重さんはNeo Model(ネオキャリアの中でクオリティの高いサービスを提供している社員)にも選出されるなど、ご自身がメンバーのロールモデルとしての役割を果たされているように感じます。

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山重さん:ありがとうございます。

Neo Modelは「お客様のNo1になろう」というネオキャリアのValueの体現者が選出される制度のため、自分自身が日々、意識して取り組んできたことが間違っていなかったんだなと再認識できる機会にもなりました。

※参考:私たちの考え方 | 株式会社ネオキャリア
URL:https://www.neo-career.co.jp/company/philosophy/

バックオフィス部門において「お客様」とは「社員」であると捉えています。私自身は財務経理一本のキャリアではなく、キャリアのスタートは営業職でした。

 

営業経験があるからこそ、現場がどういった想いや考えで仕事をしているかを、理解できない部分はあったとしても理解できるように努めたいと思っています。

 

「社員にとってのNo.1の存在」になれるよう、日々の業務も当然、しっかりこなす前提で、プラスアルファで業務改善施策も発信・実行し続けてきました。

 

そういった姿勢が、メンバーの手本となっていれば良いなと思っていますし、次は自分が見ているメンバーからNeo Modelが選出されるよう、引き続き、情熱と信念をもってメンバーと向き合っていきたいと思います。

 

ー 山重さんのメンバーから、続々とNeo Modelが選出されることを期待しています!

◇ VUCAの時代(未来予測が難しい時代)において成果を出し続けるために

ー 最後に、山重さんが財務経理部に新しくご入社される方に期待していることを教えて下さい。

 

 

山重さん:「変化をワクワク楽しめる方」と一緒に働きたいと思っています。

 

ここ10年の内に、国内で大きな震災があったり、世界中でコロナが蔓延したりと、まさにVUCAの時代と言われるように、未来予測が難しく前提条件の変化も激しい時代となっています。

 

そういった環境下において、成果を出していくためには、自己研鑽を怠らず、成果を出すための方法を考え続けていくことが必要だと思っています。

 

ただ、何より大切なのは、「変化をワクワク楽しもうとする気持ち」なのかなとも考えています。

 

ー 確かに、「変化を楽しもうとする気持ち」は成果を出し続けている方の共通点のような気がします。山重さんの中で「変化を楽しむ」ために心がけていらっしゃることはありますか?

 

山重さん:「無理をし過ぎないこと」だとは思っています(笑)

 

私は学生時代、水泳部だったのですが、水泳で息継ぎ無しで泳ぐと、確かに速いですが、それで泳ぎ続けられる距離には限界があります。

 

25メートル泳ぐだけだったら息継ぎ無しでも可能かもしれませんが、それが100メートル、200メートルとなっていくと、息継ぎをしない訳にはいかないですよね。

 

人生100年時代と言われる中で、変化を楽しみ、成果を出し続けていくためには、適度に息継ぎを挟んでいくことが大事なんじゃないかなと思っています。

 

なので、自分が見ているメンバーにも、仕事終わりや休日には自分の趣味に没頭したり、友人・家族と過ごすなどリフレッシュしてほしいと伝えています。

 

ー 確かに、人生は長距離走とたとえられたりもしますが、適度に息継ぎをしていくことが大事ですよね。

 

山重さん:そうなんです。

あと、変化の中には「良い変化・悪い変化」の両方があると思いますが、「人生は山あり・谷あり」と言われるように、良い状態も悪い状態もずっとは続かないと思っています。

 

なので、「悪い変化」がきたときには、「ずっとは続かないんだし、せっかくだから楽しもう」という心構えで変化と向かい合うようにしています。

 

逆に、「良い変化」が起きたときにも「この状態もずっとは続かない」ということを念頭においておくようにしています。

 

良い状態のときこそ慢心せず、信頼貯金を貯められるように意識しています。

 

自分が悪い変化に陥ってしまったときに、周囲から助けていただけるような行動を取っていくことが大事なんじゃないかなと思っています。

 

- 山重さんのマネジメントに対する考え方、とても勉強になりました!本日はお時間いただきまして、ありがとうございました!