はたらく人
2022年9月30日

【地方創生】地方自治体の新卒採用支援といえばこの人!セミナーを通して採用ノウハウを伝授

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の栗山です。

今回は、ネオキャリアで新卒採用支援事業をおこなっている事業部に所属し、現在西日本エリアの責任者を担う足立さんへインタビュー!

社内で「地方創生事業といえば足立さん!」と言われるまでになった流れを大公開します。

<プロフィール>

足立(アダチ)さん

2013年ネオキャリアに新卒入社。新卒領域、採用コンサルティング事業の東京配属。2014年4月に大阪拠点へ異動、2017年にグループマネージャー昇格、2018年には大阪、

名古屋の拠点責任者を経て、2020年より採用インテグレーション西日本事業部 事業部長に着任。

2013年新卒達成額王、2016年事業部内の表彰6冠等、受賞歴も多数。

 

地方創生に携わることになったきっかけ

―――本日はよろしくお願いします!足立さんはこれまで地方自治体向けに、新卒採用力向上に関する様々なセミナーを実施されているイメージがありますが、きっかけを教えていただけますか?

足立さん:2018年にとある地方自治体から、「県内企業の新卒採用力を上げたい」とお問い合わせいただいたことがきっかけでした。当時地方自治体への支援実績はなかったのですが、僕自身が当時東京・大阪・名古屋と3エリアを横断しながら新卒採用支援を担当する中で、都心部よりも地方の企業様の方が採用が難しいと実感していたため、是非担当したいと思いました。

―――その自治体はどのような課題を抱えていたのでしょうか?

足立さん:当時県が出してくれた実態資料があり、県内の新卒採用課題と実現したい世界観は既に明確でした。まず大きな課題としては「県内企業の人手不足の深刻化」です。当時の労働局調べでは「県内企業から県内大学への求人件数に対する充足率は20%以下」でした。他にも「県内学生の9割が就職で県外へ出ていく」「就活準備セミナー等への参加学生が少ない」「インターンシップ実施企業が少ない(全国平均の半分)」等…
学生に県内企業の情報が伝わっていない状況でした。

 

地方自治体の採用力を上げるため、採用PR動画作成セミナーを開催

▲とある地方自治体でのセミナーの様子

 

これまでのノウハウや経験を活かし、県内企業の採用担当者を集めた会議にて、採用力向上のための様々なセミナーを実施しました。

Webアクセスの拡大
・採用PR動画の作成支援
・(UIターン学生採用のための)Webセミナー実施方法

それ以降、全国各地の自治体で、課題に合わせた様々なセミナーを実施しました。

▼実施セミナー例
・魅力的な求人の作り方
・オンラインインターン実施方法
・最適な採用手法の選定
・今後の新たな採用手法


セミナー以外にも、企業へ直接訪問をしてインターンシップ実施のための企画・立案をしたり、取扱商材であるナビをご依頼いただくこともありました。

 

セミナー開催後の反響や結果

―――実際のところ、どのような反響があったのでしょうか?

足立さん:ご支援した自治体のインターンシップ実施伸び率が全国1位になったり、NHKや新聞などでもこの活動を取り上げていただきました。反響はさまざまあるのですが、コロナ禍で実施した「オンラインインターンシップ実施方法」に参加いただいた県内企業様の半数が、オンラインでのインターンに切り替えたり、「採用PR動画作成」に参加いただいた県

内企業様が、動画作成に取組んでいただいたりしたので、自治体の方にはいつも喜んでいただけていました。

―――良い反響も結果も出ていて素晴らしいです。

母集団形成が難しい地方でUIターンを募る企業様には、「その地方に住む魅力」を伝えるインターンシップを企画・考案もしました。そこからIターンで2名採用に繋がり、社長にとても感謝していただけましたね。

―――支援を続けるなかで、足立さんご自身の変化はありましたか?

足立さん:県として国としてどうするか、という事業を提案することは、普段している営業活動とはまた違った経験で楽しいです。
地方自治体という、限られた市場への提案は、効果や結果もわかりやすく出るため、自分の活動と社会との繋がりを感じることができました。

また、社会課題を感じている当事者と実際に対峙することは、とても大切だと気づきました。採用課題を抱える企業様と対峙することはありますが、地方自治体という更に大きな市場の課題と対峙することで、社会課題をより自分事として向き合うことができます。
事業部長として、メンバーにも社会課題解決の大切さを熱を持って伝えられるようになりました。

 

5年間で積み上げた経験を活かし、地方の「採用力」を高める

―――メンバーとしても、現場を知っている上司からの言葉は響きますね。
   地方自治体支援の今後について、教えてください!

足立さん:そうですね。もう約5年、地方創生に携わることができていますが、あの時、お問合せをいただいたタイミングで、未経験にもかかわらず挑戦したいと言ったことを快く受け入れてくれた上司や、地方自治体との手続きがわからないなか、精力的に協力してくれたサポートの方々に感謝しています。自分1人でできることではないので、まずネオキャリアのこの環境に本当に感謝しています。

学生はどんどん新しい就活手法やツールを使って就活をしていますが、企業側はそれに追いつけず、あまり採用手法を変えられていないのが現状です。
そこにさまざまな手法や商材をご提案できる僕たちが介入させていただき、これからも地方の採用力を高めていきたいです。

 

―――お話を伺うなかで、足立さんの行動力と提案力にとても感銘を受けました。

 

この記事を通して、地方創生やセミナー開催に挑戦したいと思ってもらえると嬉しいですね!足立さん、お忙しいところご協力ありがとうございました!