はたらく人
2022年10月27日

斜めの関係構築で主要拠点の離職者が0に!Nプロ活動「ネ部活プロジェクト」の目的と未来に迫る

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の東です。

今回はネオキャリアの部署横断プロジェクト、Nプロ活動(ネオキャリアプロジェクト)のひとつ、「ネ部活」でプロジェクトリーダーを務める外山さんへインタビューさせていただきました。

 

「ネ部活」とは何か、どのような部署の人たちがどのような思いで活動しているかなど活動内容やどのように通常業務と両立しているのかについて紹介していきます。

 

〈プロフィール〉

外山(とやま)さん

ネオキャリアに2018年新卒入社。採用インテグレーション西日本事業部に配属となり、新卒領域における求人メディアを含むトータルプロデュース、新規開拓を担当。入社2年目から部下を持ち、3年目には西日本MVPを受賞。4年目にはグループマネージャーに昇格し、動画サービスの商品化を実現し新たな領域にも踏み出す。現在は大阪拠点で新規営業のマネージャーをしながら、動画制作も手掛けている。

 

ネ部活プロジェクト発足背景

-本日はよろしくお願いします!「ネ部活」はNプロ活動のひとつとして23期から活動されていますね。部署を横断してアウトドア・インドア・オンライン・オフライン含めて活発な活動をされているイメージがありますが、そもそもの立ち上げ背景から含めてどのような活動をされているのかぜひ教えてください。

 

 

外山さん:ネ部活とはNプロ活動の一つです。「ネ部活」は以下3つの目的で立ち上がりました。

 

Nプロとは

ネオキャリアプロジェクトの略。ネオキャリアグループでリーダー職を務める社員が集い、11のプロジェクトからなる。参加メンバーは、会社の周りで発生する課題や推進すべきことを考える社員参加型の経営を行っていく活動。

 

1.ネオキャリアグループ内の斜めのつながりを醸成

2.社員が業務以外の関係を持つことで職場内の環境に変化をもたらす

3.相乗的な社内環境のグレードアップ

 

その活動を通してネオキャリアグループの「2030年 7GOALS(※)」にもつながっていくのではないか、という狙いもあります。

(※)ネオキャリアグループが2030年までに達成すべき目標として掲げている7つの目標です。

 

活動目的とこれまでの活動

 

-なるほど、それぞれの目的の部分をもう少し分かりやすくお聞きします。まず、「ネオキャリアグループ内の斜めのつながりを醸成」とはどのようなことでしょうか。

 

外山さん:業務で接点が多い上司・部下という縦のつながりは密にコミュニケーションがとられています。それに対して直接的に関わることはなかなかない他部署の先輩・後輩のような関係性が活発になることで、会社や組織全体への帰属意識が高まったり、安心感を与えられたりするのではと考えました。私が所属している事業部では、以前からこの”斜めのつながり”が活発でここ数年離職者が0名だったというのも着想の背景ですね。

 

-業務に関することなら上司・部下の「縦の関係」で話せばいいけれど、将来の夢やキャリアの悩みについて話したいとき、その相手は「斜めの関係」にある人のほうが適している場合もあるかもしれませんね。では、2つ目の「ビジネス以外の関係を持つことで職場内の環境に変化をもたらす」について教えてください。

 

外山さん:ネオキャリアグループは人材・海外・ヘルスケアと幅広い事業領域を持っており、部署ごとに専門化しています。

 

普段、採用支援で企業担当者様と接していて採用課題を解決するには他部署のサービスが適しているのではないか、という場面でも「ネ部活」のように通常業務外で接点が社内にあれば「あ、このような採用課題ならあの部署におつなぎすれば解決できるかもしれない」という、小さなニーズも取りこぼさない機動力と柔軟性でアンテナを個人単位でも発揮できるようになります。

 

これも実体験として私が入社2~3年目の頃、他部署のメンバーとのオフ会やつながりを通して、「外山さん、新卒採用に困っている企業様がいるのでおつなぎしていいですか」という、他部署からの紹介でお客様の課題を解決できた経験があります。

 

-業務を超えた人とのつながりを実感できるようなエピソードですね。仕事は個人で完結できないし、仲間との非定型コミュニケーションを楽しんでおられますね。「相乗的な社内環境のグレードアップ」についてはいかがですか。

 

外山さん:他部署とのかかわりで生まれた予定外のシナジーとしては、入社年次の異なるメンバー間での交流が進んだり、顧客紹介をしやすい雰囲気が生まれたりしています。その他、縦の関係性では言い出しづらいようなことも斜めの関係性だからこそ相談できる、不安なことも打ち明けられる、新たなキャリアを描くきっかけになるなど心理的安全性の担保につながっていると思います。ここからもっとさまざまなシナジーを生み出していきたいと思っています。

 

ネ部活プロジェクト、今後の展望

 

-これまでのネ部活での活動について詳細をお聞きしていきます。これまでどのような活動をされてきたのか教えてください。

外山さん:アウトドア部、運動・観戦部、コミュニケーション部があります。これまでアウトドア部では富士山登頂や釣り、キャンプ、BBQ。運動・観戦部ではプロ野球観戦やサッカー大会出場、30kmウォーキング。コミュニケーション部では、サバゲーやテーブルゲーム、筋トレなど。いずれもメンバーからの声かけで活動をしています。現在はプレ活動期間ということもあり、実施は身近な仲の良い社員同士で声をかけあって活動を行っている状況です。今後はネ部活のHPをプラットフォームにして、やりたい活動を募ったり、HPでメンバーを募集していく予定です。

 

 

外山さん:今後の活動でも参加メンバーの声を活かしながら各部の運用改善を随時していきます。ただ、基本は参加メンバーが楽しんで参加してもらうことが一番だと考えているので、プロジェクトでの活動を通して、普段の業務でのコミュニケーションがより活発になるような仕掛けにしていきたいですね。

 

ネ部活に対する想い

 

-普段の業務と並行して外山さんが楽しんでプロジェクトに取り組まれていることが伝わってきました。Nプロは社内の役職でリーダークラスのメンバーが主導で参加していく内容ですが、外山さんの役職はマネージャーですよね。卒業のタイミングもあったかと思うのですが、残られた理由などあるのでしょうか。

 

外山さん:自分自身、このプロジェクト発足以前から、他部署との交流が自分の業務の幅を広げることを実感していました。マネージャーはプロジェクトに参加できないという決まりもないので、ネオキャリアグループ全体の「つながりの場」を作るために今後も活動していきたいと思っています。例えば、サッカー部等で社会人チームとして社外で表彰されたら、ネオキャリアグループの新たなブランディングにもなるんじゃないかなとか(笑)。

 

-インタビューを通して仕事を業務としてではなく、楽しんでいるからこそ、プロジェクト活動にも積極的に取り組み、結果的に周囲も楽しんで仕事に取り組め、お客様に価値貢献していくことにもつながっていることが分かるようなお話でした。今後は、スポーツを行うだけでなく、文化部やオンラインコミュニティ、スポーツ観戦部なども発足ていくそうです。「ネ部活」では部署問わず参加者を募集しているとのことですので、ネオキャリアグループのメンバーで興味のある方は外山さんに参加意思を送ってみてください。ありがとうございました。