こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の高沢です。
今回は、2017年に新卒でネオキャリアに入社された総務部の山口さんにインタビューをいたしました。
当時の入社の決め手や従業員数約3,000人を超えるネオキャリアグループを支えている総務部でどのようなお仕事をされているのか、今後のキャリアプランなどをご紹介いたします。
山口(ヤマグチ)さん 所属:管理本部 総務部 千葉県出身。2017年にネオキャリアに新卒入社。 什器・備品手配やプライバシーマーク関連など様々な業務に従事。 第21期 管理部門総会にて成果が認められ、ベストパフォーマンス賞を受賞。 現在は総務部のグループマネージャーとしてご活躍されている。
入社の決め手は「若手から活躍できる場があること」
— はじめに、数ある企業の中からネオキャリアを選んだ決め手などがあれば教えていただけますでしょうか?
山口さん:決め手は、就職活動中に参加した合同説明会での出会いです。
自分がどんな職業に就きたいかを考えた時に、「将来は会社の中枢を担う管理部門で働きたい」という想いがありました。
まずは色々なところで経験を積み、培った経験を元に管理部門への道が拓ければいいなと考えていたところ、当時参加した合同説明会で当社に就職された一学年上の先輩(入社1年目の社員)が説明会の主催・進行を行っているのを目にし、自身がキャリアアップを目指す上で「入社1年目から活躍できる場がある」ということがとても魅力的だと感じました。
また、入社前にメンターを担当してくださった方がとても親身になって関わって下さり、その方を通じて社風や新卒の採用・教育に力を入れている会社ということが伝わってきて、「この会社で働いてみたい」と思えたことも決め手の一つになりました。
成長のカギは”インプットとアウトプット”
— ゆくゆくは管理部門で…とキャリア設計をされていた山口さんですが、入社後の最初の配属先が管理部門の一つである「総務部」だったという点について、当時どんな思いだったか教えていただけますでしょうか?
山口さん:新卒研修を受けていた頃は、「研修後は営業部に配属され、そこで経験を積んでいくことになるのだろう」と思っており、最初から管理部門に配属していただけるとは思ってもみませんでした。ですので、配属先を聞いた時は嬉しい反面、何も知識がないまま最初から管理部門で働くということに戸惑いもありました。
実際、目標としていた場所で働く機会をいただけたにも関わらず、自分の中でうまく気持ちを切り替えることが出来ずに、初めの半年は失敗してしまうことも多くありました。
— そうだったんですね。その後、半年を境に山口さんが変わったきっかけが何かあれば教えていただけますか?
山口さん:当時は意味を理解していないまま手探りで業務を進めていることも多く、作業方法は分かっていても本質を理解していないがために、思うようにうまくいかないという状態が続いていました。
そこで、「何が足りないのか」、「何をすれば変われるのか」を考えるようになり、まずは「ひたすら覚えて理解する」という事から始めてみることにしました。
管理部門に所属する者として、会社にはどんな組織があるのか、同時に総務はどんな仕事をしているのかという二つの点を理解することで、総務部の一員としてすべき業務が見えてくるのではないかと考えたためです。
覚えたことを業務に落とし込みながら作業していくということを繰り返す内に、徐々に一つひとつの業務の目的や、業務を進める上で必要なことが分かるようになったと思います。
次のステップで、業務に必要な専門知識について学び、資格を取得することに挑戦しました。
いくつかある総務業務の中で、「ゆくゆくは主担当として個人情報保護関連の業務を任せたい」と配属当時から声をかけていただいていましたので、与えていただいた活躍の場をきちんとこなせるよう、入社一年目の年に個人情報保護士の認定試験を受験し、無事資格を取得することができました。
実際に資格を取得したことで、個人情報保護観点から成せる業務の幅がぐっと広がっていき、自分の業務により自信が持てるようになったと思います。
入社1年目で長期プロジェクトを担当!
— これまでに総務業務を通じて山口さんがやりがいや達成感を感じたエピソードがあれば教えていただけますでしょうか?
山口さん:ネオキャリアの総務部では、社内稟議の事務局運営、オフィス移転やレイアウト変更等のファシリティ関連業務、社用車管理、従業員の通信機器手配など様々な業務を行っているのですが、中でも「個人情報保護士」の資格を取得した後に、自身が初めて主導してプロジェクトを進めた「プライバシーマーク認証の更新」が一番印象に残っている出来事です。
プライバシーマーク認証は「会社の個人情報の取扱が適切である事を証明することができる」もので、2年に一度、外部機関の更新審査を受けて事業活動において使用を認めていただく必要があります。
ネオキャリアでは様々な事業を取り扱っており、事業ごとに個人情報の取得や管理の方法が異なるため、一つひとつヒアリングし、作業フローに問題がないかを確認する必要がありました。
また、全社員に向けて個人情報の取扱いに関する学習とテストを実施する事も総務で行っており、結果として準備期間を含めると更新完了までに約1年の期間をかけて行う大規模なプロジェクトとなりました。
無事、プライバシーマーク認証の更新が出来た時には、入社して初めて一人で一から完遂したプロジェクトということで、「自分はここまで出来るようになったんだ」と達成感を味わうことができました。
視点が「自分⇒会社・社会」に変わったきっかけ
— 山口さんは2020年に管理部門総会でベストパフォーマンス賞をご受賞されているかと思いますが、当時を振り返って感じたことなどがあれば教えていただきたいです。
山口さん:受賞年度のタイミングは新型コロナウイルス感染症が流行し始めた年でした。ネオキャリアでも蔓延防止のために出社制限を行いつつ、人材関連事業を取り扱う会社として保育や介護などの事業が止まることがないよう、これまでとは違った形でも従業員が働けるように環境を整える必要がありました。
自分が成長していくことに必死になって目先の業務に食らいついていたというステージから、自分ではなく「会社」や「社会」のために、いまの状況下でどう動くべきか、周囲の環境はどのように動いているか、どうすれば総務部としての価値を発揮・提供できるかと、考え方が徐々に変化していきました。
当時はとても大変でしたが、これを乗り越えたことで業務に向き合う上での視野が広がり、一つ上のステージに上がることができたと感じています。
第二の目標は管理部門で活躍するオールラウンダー!
— 最後に、就職活動時の「いつか管理部門で働く」という目標を達成された山口さんが今考えている今後のキャリアプランについて改めてお聞かせいただければと思います。
山口さん:就職活動中は漠然と「管理部門で働きたい」という想いでしたが、自身が思い描いていたものよりもとても早い段階で管理部門で業務に従事することができました。
総務の様々な仕事を通じて、総務業務が部単体で動いているのではなく、他の管理部を含めたいろんな人達の力や知識をお借りして達成することが出来ていると日々感じております。
ネオキャリアには様々な専門分野の知識を持った人がいるため、たくさんの人と関わりながら業務をこなすことで、総務業務以外の知識も得ることができる大変ありがたい環境であると実感しています。
引き続き、幅広く管理部門全体の知識をさらに増やしていきながら、最終的には経理や人事など管理部門の他部署の業務もこなすことのできる「管理部門のオールラウンダー」になりたいと考えています。
そのためにも、今の環境で得られるもの以外でも広く知識をつけるべく、商業簿記3級の資格を取得しました。いまは2級の取得に向けて勉強している最中です。
これからも自己研鑽に努め、社会で活躍できる人間になるべく、チャレンジし続けたいと思います。
— 今回は目標に向けて邁進し続ける総務部 山口さんへのインタビューをご紹介させていただきました。同じ管理部門で働く者としてオールラウンダーでご活躍される山口さんの今後がとても楽しみです!
山口さん、ご協力いただきありがとうございました!
※掲載写真はすべて撮影時のみマスクを外しています。