はたらく人
2022年12月7日

営業からマーケティングチームへ。 「インバウンドを増やしたい!」 月間100件以上の商談を生み出す仕組みとは?

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の栗山です。

今回は、2018年に新卒でネオキャリアに入社、営業を経験した後に、事業部内のBtoBマーケティングに従事している中崎さんへのインタビューです。

 

同じ部署で営業からマーケティングを担うことになった中崎さんに、業務中にはなかなか聞き出せないことまで、根ほり葉ほり聞いてみました!

 

<プロフィール>

中崎(ナカザキ)さん 

2018年にネオキャリア新卒入社。リクルーティングメディア西日本事業部(中途求人広告事業)に配属となり、中途採用メディアの販売、新規開拓を担当。2020年10月に事業部内のマーケティングチーム立ち上げメンバーに就任。半年間は営業とマーケティングを兼務し、現在は事業部内マーケティングチームを牽引している。

2019年、年間ファンメイキンググランプリ、関西新卒MVPなど受賞歴も多数。

 

営業からマーケティングへ異動するまでの歩み

 

—今ではマーケティングのイメージが強い中崎さんですが、営業配属からマーケティングに異動した背景を教えていただけますでしょうか。

 

中崎さん: 現在の事業部に営業として配属された当時、新規開拓方法はアウトバウンドが主流だったのですが、ニーズがない企業様への無意味な架電をすることが億劫で、もっと効率の良い方法はないかと、常に模索していました。2年目の途中から営業として大手開拓を担当することになり、よりアポイントの獲得が難しくなりました。そこで、お客様とお話しさせていただく際のメモの取り方や、お客様へのご連絡タイミングを工夫したり、アウトバウンドだけではなくメールでアポイントを獲得したりすることも増えました。

 

—中崎さんにとって良い成功体験でしたね。マーケティングへの異動のきっかけを教えていただけますでしょうか。

 

中崎さん: 3年目に、事業部内のマーケティングチームを立ち上げるタイミングで、事業部長から異動のお声がけをいただきました。私の性格上、新しい環境や業務でも楽しめるだろうと、判断いただいたのだと思います。実際に、新たな挑戦はキャリアの幅を広げる意味でも自分にプラスになると思い、異動する決断をしました。

 

—事業部内のマーケティングチームの立ち上げは社内でも前例がないと聞きました。結構大変だったのではないでしょうか・・・?

 

中崎さん: そうですね。リクルーティングメディア西日本事業部は、自社サービスは持っておらず、中途採用支援ツールを代理販売しています。当時、同じ状況下でマーケティング業務をしている事業部は社内で他になかったため、試行錯誤を繰り返していました。成果が出るまでに時間がかかる部分も営業職とは違って、もどかしさを感じていましたが、立ち上げ当初の「アウトバウンドからの脱却」を目標に、営業の過去訪問企業に対するナーチャリングも行いました。やれることは全部やろう!と、Youtubeやnote、Twitter等..あらゆるSNSやコンテンツを試しました。

 

 

現在のミッションと実績

 

 

— 立ち上げから3年目に入りましたが、現在のミッションや仕事内容を教えてください。

 

中崎さん: 現在のミッションは『西日本×BtoB×代理店のマーケ組織を確立する』を掲げています。立ち上げ当初に掲げていた「アウトバウンドからの脱却」はもちろんですが、他にはない、代理店モデルのBtoBマーケティングの成功事例を確立したいなと思います。

アウトバウンドにかける時間が減り、お客様と向き合う時間が増えることで、生産性が上がるだけでなく、顧客体験価値の向上にも繋がればと思います。

 

—立ち上げから現在までの成果はいかがですか?

 

中崎さん: 立ち上げ当初はマーケティング経由のアポイントが事業部全体の約20%、新規売上は12%を占めていましたが、2年目にはいずれも30%まで引きあがりました。また、マーケティング経由での売上は、2年目で3倍になりました。

現在も、新規アポイントは月間で数百件生み出すことができており、売上も安定しています。最終的には、新規アポイントは全てマーケティングチームから営業へ共有する状況になるよう、今後も新しいサービス利用や、施策に挑戦していきます。

 

—すごいですね。(中崎さんと栗山は同じ部署ですが)実際に私もマーケティングチームが立ち上がってから、営業が新規のアウトバウンドをする時間がかなり減ったなと感じています。

 

中崎さん: 新規アポイントを共有することで、営業の方にはより顧客と向き合う時間を増やしていただき、新人の方はアウトバウンドで苦戦して成果を上げるのに時間がかかる、ということがなくなれば嬉しいです。また、アウトバウンドで苦戦して辞めてしまう新人の方の離職率低減にも繋がることを願っています。

 

具体的な仕事内容・課題

 

—実際の仕事内容について教えていただけますか。

 

私たちのチームでは大きく2つの役割分担をしています。
主に新規お問い合わせの獲得する役割とその獲得したお問い合わせの対応・管理をする役割があります。

 

具体的にご説明すると、前者ではMAツールの活用、メルマガ配信、オウンドメディアの更新、ペイドメディア(アフリエイト広告)、ウェビナー開催等を実施し、

後者ではマーケティングチームが作り出したリードへのアプローチ、過去リードの管理・継続的な接触をおこなっています。

 

▼ウェビナーのLP

 

 

—成果も順調そうに思えますが、課題はありますか?

 

中崎さん: 人員不足ですね…お問い合わせの数に対して人数が少ないので、対応があまり追いついていません。もう少し人員が増えればより多くのお客様へのご対応ができるなと考えています。

 

—中崎さんが、やりがいを感じる時を教えていただけますか。

 

中崎さん: 営業職の時は、負けず嫌いな性格もあり、周りと自分を比べがちでしたが、今は前例がないことをイチから築き上げていく楽しさがあります。

また、結果を出すために、試行錯誤しながら自由にさせてもらってる分、上手くいったときにはとてもやりがいを感じます。

 

 

今後について

 

 

—最後に、今後のマーケティングチームや個人として実現したいことを改めてお聞かせいただければと思います。

 

中崎さん: 今後新たに実現したいこととしては、採用にお困りの企業様が「ここを見れば解決する」というプラットフォームを築くことです。事業部には企業様と営業の方の努力から成る沢山のノウハウや事例があるので、それらを上手く発信していける場を作りたいです。また「ネオキャリアに問い合わせれば採用課題が解決する」と一番に思い出してもらえる存在になれるよう、採用にお困りの企業様に有益な情報を提供していければと思います。

 

そのために、チームの仲間も増やしていきたいので、マーケティングが未経験でも自ら考えて色んな施策に挑戦したい人や、キャリアを横展開したい人は、マーケティングという職種の選択肢もあるんだと、頭の片隅に入れてもらえると嬉しいです!

 

個人としては、いつどの会社に行っても通用するようなマーケターになれればと思います。営業の経験を活かしてマーケティングをしているように、今は自分にしかできないことや新しいことを考え、引き続きネオキャリアに貢献していきたいです。

 

—新しいことに挑戦し続ける中崎さんとマーケティングチームの今後がとても楽しみです!お忙しいところ、ご協力いただきありがとうございました。

 

※掲載写真はすべて撮影時のみマスクを外しています。