はたらく人
2023年2月15日

社内組織の横串施策で顧客提供価値を最大化させる!ネオキャリアの企画職での働き方に迫ってみた。

こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の東です。

今回は2019年にネオキャリアに中途入社し、企画職として従事している諏訪(すわ)さんにインタビューをさせていただきました。諏訪さんの仕事観やネオキャリアの魅力についてお伺いしていきます。

 

〈プロフィール〉

諏訪(すわ)さん

 

2007年、リクルート系列の代理店に入社。その後、ITパッケージソフト企画・開発・販売企業や採用コンサルティング企業にて営業・営業推進・採用コンサルティング・企業との協業などに幅広く携わる。採用コンサルタントとしての経験・知見を活かして起業も経験。上場企業での採用ブランド設計からSaaS系スタートアップ企業の集客プログラムの企画・実行など上流~実行フェーズまで、HR領域全般での仕組み構築・実行経験多数。

 

2019年にネオキャリアにジョインし、現在はキャリア企画職として組織に横串を刺し、複数の事業部を横断する案件共有プロジェクトと中途採用業務を兼務している。

 

諏訪さんのキャリアプロフィール

 

-早速ですが諏訪さんのプロフィールを教えてください。

 

諏訪さん:私がネオキャリアにジョインしたのは2019年7月ですが、それ以前からネオキャリアと接点はありました。企業の人材採用成功に向けた営業活動や採用の仕組みづくりが得意分野だったこともあり、今後より一層自分自身のキャリアの幅を広げていきたいと考え、企業成長の伸びしろがあり自分の経験も活かせるネオキャリアを選びました。

 

ーなるほど、ありがとうございます。情報共有や目標に対しての進捗状況の報告を目的に行われる自事業部の定例会で諏訪さんが進行する「事業部横断プロジェクト」という施策の報告をされているのをみて、「この人の仕事の範囲はどこまであるんだ!」と、諏訪さんの横断的な業務内容にとても興味を持ち、今回neooneの取材に受けていただくことにしたのです。(笑)

 

今日は、諏訪さんの多岐にわたる業務や諏訪さんのマインド、今後のキャリアについて深掘りしていきたいと思います!

 

企画職としてのミッション・業務内容

 

-入社~現在までネオキャリアでどのようなキャリアを積んできているのか、詳しくお聞きしたいです。

 

諏訪さん:最初は新卒採用を行う企業様に、新卒採用サイトなどの採用ツールをご提供する事業部に配属となり、事業企画を中心に行っていました。2021年10月から同じく新卒採用支援を展開する事業部内の企画統括部へ異動しました。

 

企画統括部において、現在は各人・各事業部や部署が部分最適に陥らないよう、組織が総力を発揮できるような仕組みづくりの一つ「案件共有プロジェクト」をメインに担当させてもらっています。マーケティング、システムデザイン、案件共有プロジェクトと大きく3つの業務テーマがある中から、これまでの経験をより発揮できそうな案件共有プロジェクトを中心に取り組み始めました。

 

-私が所属する部門でも案件共有プロジェクトに参加しているので、私も毎日このプロジェクトに接しています。このプロジェクトの発足によって、~~~~

ちなみに、案件共有プロジェクトはどのような背景でスタートしたのでしょうか?

 

諏訪さん:クライアントに多様な採用活動の支援をすることで、顧客価値の最大化を図ろうという背景からスタートしました。そのためにはセクション内の各事業部が自事業部の垣根を越えて連携を強化することが必要であり、その促進の旗振り役が必要なため手を挙げました。

 

-幅広いサービスを取り揃えるネオキャリアの良さが発揮できそうです。

 

諏訪さん:そうですね。プロジェクト発足前からも営業担当レベルで「自分が担当している企業様が困っているから協力してくれないか」という連携はありましたが、それを事業部をまたいで会社としての取り組みとして進めるとなると推進力に大きな差が出てきます。プロジェクト発足前に顧客資産を分析したところ、年間で顧客提供価値が1億円超となり、顧客数が142%増加するという試算が出ました。そのためこの活動に注力することで、企画職としての組織にも大きな貢献ができるはずだという見通しが立ち、本格的に始動させました。

 

前例のないことに取り組むマインドセット

 

-このプロジェクトの特徴と効果についてもう少し詳しく教えてください。

 

諏訪さん:今回、採用手段を広げ顧客価値を上げることを通し、複数事業部取引率、および一定の売上金額を実現することを目標に掲げてスタートさせました。もちろん過去に何度も同様の取り組みは全社で実施していたのですが、いずれも頓挫してしまいました。また、今回のプロジェクト開始時にも各部門にヒアリングをすると、事業部間の連携ミスや担当のスキル不足などから担当企業にご迷惑をおかけしてしまう可能性もあるのではないかなどの、ネガティブな意見が出てきたのも事実です。

 

プロジェクト発足当初は、社内はもちろんですが、国内の企業においても社内クロスセルの成功事例は可視化されておらず、むしろ当初は社内でもデメリット面を指摘されていましたた。

 

-必ずしもポジティブな意見だけでなく、かつ過去に失敗してきた背景もある中で取り組み続けられた要因は何だと思いますか?

 

諏訪さん:本プロジェクトが2年以上もの長期間にわたり継続成長できているのは、本プロジェクトを当初から最前線で仕切らせていただいた私が、すべての事業部間の取り組みにおいて、「向き合う」+「こだわる」+「続ける」=「自分ゴト化」できていたことが要因として大きかったのではないかと思っています。そして、この取り組みが今後のネオキャリアに広まることで、「お客様とネオキャリアグループ全体で向き合う」「社会とネオキャリアグループ全体で向き合う」そんなOneネオキャリアの実現に貢献できればいいなと行動してきました。

 

具体的な数字は控えさせていただきますが、複数事業部取引率を倍増させられていることからも、一定の成果があったといえるプロジェクトになったと思います。

 

自ら機会を創り出し、自分も会社もさらに成長させていきたい。

 

 

-ここまでお話を伺ってきて、大きな枠組みで仕事に取り組まれていることと、途中で壁にぶつかってもいかに乗り越えるかのヒントをもらえた気がします。そんな諏訪さんが大切にされている価値観や今後の展望について教えてもらいたいです。

 

諏訪さん:私の中でのこだわりは、半年前、1年前と同じ立ち位置にとどまるのではなく、常に新しいことに挑み続けたいという思いがあります。当社全社員のあるべき行動指針7VALUESにもある「ぜんぶ自分ゴト化。」「想像から創造へ。」につながっていくと信じています。

 

また、前人未踏のことに先陣切って取り組んでいきたいんです。自分が携わった仕事を通して周りのメンバーが働き甲斐ややりがいを感じられるようになれば嬉しいですし、承認欲求を満たしてくれますからね。大きく分けると以下の3点です。

 

・自ら新しいこと、まだ正解がないことに挑み続けたい

・新しいポジションを作り続けたい

・年齢関係なく活躍できることを証明したい

 

50代・60代になってもネオキャリアで活躍できることを自分自身で証明していきたいですし、「誰かがやった方がいいけれど、誰も手をつけられていない」ような新たな取り組みに今後も挑戦していきたいですね。

 

リクルートの創業者である江副浩正さんの言葉「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」が自分のベースにあります。「で、あなたはどうしたいの?」という言葉も大好きなんです。自分で考えてやりたいことをやってみたい。やりたい「思い」が「当事者意識」となってどんどん進んでいく。周りを引き込んで、わくわくしてくるんです。これからも社内で誰かが「こうなったらいいのにな」「もっとこうしたら顧客価値が上がるんじゃないか」と。

 

-インタビューを通して仕事を業務としてではなく、楽しんでいるからこそ、結果的に周囲も楽しんで仕事に取り組め、お客様に価値貢献していくことにもつながっていることが分かるようなお話でした。ありがとうございました。

 

※撮影時のみ、マスクを外しております。