こんにちは!neoone(ネオワン)編集部の長峰です。
今回は、私が所属しているネオキャリアの管理部門 販売管理部の事業紹介をさせていただきます。
ネオキャリアの販売管理部とは?
一般的な販売管理とは、主に販売活動に関わる商品とお金の流れを管理する役割を担っています。ネオキャリアの販売管理部では、そういった販売に関わる業務だけではなく役職者でなくとも実務メンバーが中心となって幅広い業務に取り組める機会があります。本記事では、ネオキャリアの販売管理部の業務紹介から、実際に販売管理部に所属している私の立ち位置から、部の魅力やマインドを伝えさせていただきたいと思います!
販売管理部が存在する意味~正しく正確に売上原価を管理する~
販売管理部は、売上・原価処理や請求業務などをメイン業務として行っております。
主に、『お客様に商品を販売する準備から、お客様に商品をお渡しする』までの業務と『販売に関わるお金を正しく報告・管理をする』業務を担い、取引前の審査から始まり、会社の売上と原価の数字を確定させる最後まで、販売するにあたって正確性の担保ができているかを管理しております。
【販売管理部の業務全般】
・取引審査
・契約書確認管理
・受発注業務
・納品確認
・請求書発行
・売上/原価計上処理
販売管理部の多くは、モノの売り・買いや商品の在庫管理をしているところが多いですが、ネオキャリアの場合、もう少し範囲の広い業務に携わることができます。販売が始まる前からその後まで関わっているため、契約書の読み方や会計基準に触れるなど、一つの部にいながら販売管理以外の様々な専門知識を身に着けることができます。
広く専門分野に触れることで、自分が興味のある分野に対し、新たな気づきがあったり、その分野の知識を更に深めれば今後の自身の成長に繋げることも出来るのが部の魅力の一つだと思っています。
また、販売管理部自体の魅力でいくとは業務特性上、全社員から色々な業務相談や計上に関する問い合わせが来ます。現場との距離が比較的近く、コミュニケーションが多いです。自身の業務が直接的に現場の成果に繋がるので、「現場との一体感を感じられる」のはやりがいポイントの一つです。
通常業務以外の取り組み~様々な事業推進のための改善活動~
作業だけではなく、月に1度チームMTGを行い、先月の振り返りや起こった事象の共有をすることで運用方法の見直しやシステム改修の提案に繋げております。
販売管理部には、色々な業務を行っているメンバーがいるため、初めから出来ないと決めつけず、協力しながら最善策の検討を重ねております。そのおかげでハイブリットな視点から幅広い改善を可能としています!
ここでは、具体的に改善の取り組みをご紹介します。
PDCAの実践 -根本原因の追究-
月次を通して起こった事象や実務フローの不具合、不備内容などを分析し課題の洗い出しを実施しています。例えば、不備についてはお申込書の『申込先企業住所/代表者名』『申込商品の内容』や、請求書発行依頼の受付をした際の『請求方法(分割請求/合算請求など)』『支払予定日設定』など、営業処理の何にどれくらい不備があったのかを数値化し、表面的な課題解決ではなく根本的な改善提案を行うことを徹底しています。
改善提案の際は、
①実施することでどこに工数がかかるのか
②統制面として必ずやる必要があるのか
の2つの観点から、実施の可否を検討しています。
主に、事業部との振り返りMTGにて課題報告や改善提案などを行いますが、課題解決をしてもそれにたくさんの工数をかけてしまっては意味がありませんので、双方効率化のための業務構築を目指しております。営業活動から顧客からの入金までの流れを視野に入れることで、全体最適に繋がる改善サイクルを回すように努めております。
DX化の推進 -システム仕様検討-
販売管理部は実務フローの構築だけではなく、常に安定運用が出来るようにシステム導入も行っています。
アナログ作業を出来る限り排除することや、システムで統制をかけるために、柔軟性を以って
「こんな機能があれば効率化が図れる」
「このチェック機能があれば絶対に不備にならない」
など、人に頼りすぎるのではなく常に想像を膨らませ、システム化を目指しております。
実務担当者が改善策の提案、仕様と要件定義の実施、納品後のシステム仕様テストなど、細かい部分まで携わりユーザー観点で作り上げることで、よりリアルな意見を反映し、有効なシステム化に繋がっております。
この2年程で財務経理部と情報システム部と協業し、システム仕様検討とシステム導入を進めたことで、結果として、
・8割程度の電子請求に置き換え
・顧客支払い後の入金消込の95%を自動化
に成功しており、会社のDX推進に貢献いたしました。日々使用するシステムに自らの意見が反映されることは、なかなか出来ない体験で嬉しくもあります。
他にも、実務作業の中でEAI(各分野で取得したデータを一つにまとめて、管理をしやすくする企業アプリケーション統合)やRPA(人間がPCを使って行う作業を、ソフトウェアに組み込まれたロボットが代行する仕組み)を活用したり、身近なところではピポットや関数を使用したExcel管理ツールの作成など、手作業を無くすことの積み重ねが工数削減に繋がっております。
バックオフィスから、会社への価値貢献とは正しく正確に事業を推し進める
管理部門は基本的に裏方となるため直接の利益は生み出すことはありません。日々の業務でもお客様と直接関わることが出来ませんが、常に積極的に事業推進の取り組みを行っております。現場の正しいサポートや不要作業の削減をすることで、結果として顧客体験価値の向上に繋げる事が出来たり、削減から生まれた時間や利益から新たな価値貢献の提供が出来ると考えております。
7GOALSの体現に向け、業務のDX化を推進し、よりスマートに、より高品質且つ高効率な環境を作りあげ、ネオキャリアグループが社会にとってなくてはならない成熟した企業となるよう、販売管理部として果たすべき役割を全うし、会社にそして社会に貢献して参りたいと思います。
引き続き、バックオフィスから事業部と共に正しい事業推進を行って参ります!