こんにちは!neoone(ネオワン)編集部のよっぴです。
ネオキャリアは国内事業だけでなく、海外事業も幅広く展開していることは皆さんご存知でしょうか?
シンガポールやフィリピンなど、アジアを中心に複数の海外拠点があり、日本国内においてもグローバル人材とグローバル企業をつなぐ人材紹介サービスを展開しています。
そこで今回は、海外事業本部にて英語と日本語を話すことができるバイリンガルに特化した人材紹介サービス「GIFTERS(ギフターズ)」の事業責任者を務めている鵜戸西(うどにし)さんにインタビューを実施し、ネオキャリアにおける海外事業についてお話を伺いました。
新卒でネオキャリアに入社し、一度転職を経験したのちに再度ネオキャリアに入社された鵜戸西さん。
海外に8年間以上在住するなど、常にグローバルな環境で仕事をしてきた彼が語る「ネオキャリアで働く面白さ」を是非知っていただければと思います。
鵜戸西さん 日本大学を卒業し、2015年に新卒でネオキャリアに入社。 入社前の大学4年生時からインターンシップとしてインドネシアで活動していたこともあり、入社1年目からインドネシアにて人材紹介業務に携わる。インドネシアにて約3年間勤務した後、シンガポールに異動して約5年間勤務し、2019年には現地の責任者にも就任。 2022年、日本に帰国したタイミングで某イギリス系のバイリンガル人材紹介企業に転職したものの、「自らで事業や組織を立ち上げたい」という想いから2022年12月にネオキャリアに再入社してGIFTERSを立ち上げ、責任者として現在に至る。
1年目から海外で勤務する機会を求めネオキャリアへ。その後、自ら事業を創りたいという想いから再入社を決意
_本日はよろしくお願いいたします。鵜戸西さんは2015年に新卒でネオキャリアに入社されていますが、当時の入社理由を教えてください。
グローバルに働くことができる環境、働いている社員の魅力など、入社理由はいくつかあるのですが、まずは営業というスキルを伸ばすためには”無形商材”が最適だと思ったからです。
10年、20年先までのキャリアを描いた際に、営業スキルというのは必須になってくると思い、そのスキルを伸ばすためには無形商材から始めたいと考えました。というのも、仮に営業力が乏しくても、有形商材であればそのサービスのブランド力で成果を出すことができる可能性がありますが、無形商材であればそのサービスを販売する”人”に魅力やスキルがないと成果を出すことができないためです。
無形商材の中で最も営業スキルが身に着く業界はどこかと考えた際、思いついたのが人材業界だったというのが最初になります。
人材業界の中でも大手・ベンチャーを含めて様々な企業の選考を受けたのですが、ちょうど私が就職活動を始めた2013年にネオキャリアに海外事業が立ち上がりました。面接の中でも西澤社長から「優秀だと思った人であれば新卒1年目からでも海外に配属する機会を与える」という話を聞き、「これはチャンスだ!」と思いネオキャリアへの入社を決めました。
インドネシアでのインターンシップに取り組む前の私は留学経験もなければ英語が得意という訳でもなく、海外事業に配属されるまでには紆余曲折がありました。ただ、海外勤務へのやる気と意欲だけは誰よりも強かったので、そこを評価して海外事業に配属させてもらえたのかなと思っています。
_その後、一度転職を経験された上で再度ネオキャリアに入社されていますが、2度目の入社理由は何だったのでしょうか?
私は前職のバイリンガル人材紹介企業にマネージャーという役職で入社したものの、最終的に3か月ほどで退職しました。責任者という立場でありながらも裁量権が少なかったのが最も大きな理由です。
退職を決断した際、①起業をして独立をするか、②自ら事業を創造することのできる環境のある企業に転職するかの二択を迫られたのですが、その時にちょうど海外事業本部の執行役員からお声がけされ、新規事業のお話を聞きました。
海外事業の組織創りの構想や、ダイバーシティを重視する風土に共感し、この環境であれば自身の目指すべきものを成し遂げられると思い、再度ネオキャリアに入社することに決めたというのが一連の経緯になります。
ダイバーシティに富んだ組織で、一人ひとりの想いや世界観を重視する。海外事業本部の強みや仕事のやりがいとは
_それでは、ネオキャリアにおける海外事業本部とはどのような組織か教えてください。
ネオキャリアの海外事業本部では、日本国内に在住しているグローバル人材とグローバル企業をマッチングする人材紹介サービスを提供しています。
職種としては、企業様向けに採用支援をするリクルーティングアドバイザー(RA)、求職者様向けに就転職支援をするキャリアアドバイザー(CA)という職種があり、またRAとCA双方を担当している社員もいます。そのため、職種として3つに大別されます。
リクルーティングアドバイザー(RA)は企業様の採用課題をヒアリングし、各社の課題やニーズに適した求職者様をご紹介するのが主な業務になります。一方でキャリアアドバイザー(CA)は、求職者様に最適な企業様をご紹介するだけでなく、内定を得るための面接対策といったことも行います。
また、RAとCA双方を担当している社員は「ミドル~シニア層のバイリンガル人材を専門とする」ため、ビジネスレベル以上の英語力を必須条件としています。
海外事業本部の中でもGIFTERSを含めていくつかのサービスに分かれているのですが、一般的な総合職から専門人材、バイリンガルの方から様々な国籍の方まで、あらゆる層の求職者様に対してサービスを提供できるのがネオキャリアの海外事業本部になります。
_では、海外事業本部の強みや魅力は何かありますでしょうか?
ネオキャリアには、全社員のあるべき行動指針を表現する『7VALUES』というものがあり、その中の一つに“楽しむが、ど真ん中。”という言葉があります。
これは「笑顔を絶やさず、明元素感(めいげんそかん※)を大切に。自分自身が楽しむことはもちろん、周りに活力を届ける存在でいよう。」という意味なのですが、まさにこの言葉を体現しているのが海外事業本部の強み・魅力だと考えています。
※『明るく、元気に、素直に、人に感謝を』の頭文字をつなげたネオキャリア独自の造語
私が責任者を務めているGIFTERSは、新規事業であるがゆえにしっかりと売り上げや収益を上げていくことも大切なのですが、それ以上に「一人ひとりがどんな想いで仕事に取り組んでいるか」や「どんな組織でどのような世界観を実現したいか」を重要視しています。
GIFTERSは普段の業務を基本的に英語で行っていたり、様々な国籍の社員が集まったダイバーシティに富んだ組織だからこそ、そういった雰囲気は大切にしていますし、だからこそ社員全員が楽しんで仕事に取り組めているのだと感じています。
_現在は人材紹介にまつわる事業が中心とのことですが、今後挑戦していきたいことなどはありますか?
単なる人材紹介だけでなく、求職者の育成まで担えるようなスキームを作りたいと考えています。
一例ですが、英語力は乏しいがグローバル企業で働きたい求職者に対して英語学習の機会を提供し、スキルを育成させた上で企業様とマッチングをするといった形をイメージしていただければと思います。
「グローバル人材になるための伴走型支援」を提供すると言いますか、人材領域で多角的にビジネスを展開しているネオキャリアのリソースを活用すれば実現可能な世界観だと思いますので、漠然ながらもこういったことに挑戦していきたいです。
_海外事業本部にてGIFTERSの責任者を務められている中での仕事のやりがいは何でしょうか?
大きく2点あります。
まず1つ目は人(求職者様)や企業様の人生に関わらせていただけることです。これは人材紹介業ならではの魅力だと思いますが、求職者様の夢を叶える過程に自分たちが関わることができたり、自分たちが支援したことでその企業様が成長することができたりしたのを目にした時、こういった点は本当に大きなやりがいを感じます。
2つ目は、「0→1」のフェーズを経験できることです。現在責任者を務めているGIFTERSは、サービス開始が2023年2月で、まだ立ち上げて1年も経っていませんし、組織の人数も十数名しかいません。規模的にはスタートアップ企業と同等だと思います。
ただ、ネオキャリアという潤沢なリソースを活かして事業に取り組むことができるため、立ち上げフェーズながらもサポート環境が整備されています。メガベンチャーとスタートアップの”両取り”と言いますか、良い意味で多少の無茶を厭わず(いとわず)に事業に取り組むことのできる点はやりがいになっています。
ただもちろん、責任者として事業をスケールアップさせていく必要はあるため、社内外から求められるサービス・組織を目指して今後も尽力していきます。
「裁量権の大きさ」と「愛情の深さ」。鵜戸西さんが考えるネオキャリアの魅力
_鵜戸西さんは通算で9年ほどネオキャリアに在籍されているかと思いますが、ご自身で感じる会社の魅力は何かありますか?
まず、昔も今も変わらない魅力で言うと、“裁量権の大きさ”が挙げられます。会社規模の拡大に加え、時代の潮流にあわせて会社自体も様々な変化がありましたが、裁量権の大きさだけは一切変わっていません。
年次を問わず、能力や意欲のある社員に対して機会を与える点はネオキャリアの魅力だと思います。これは海外事業本部に限らず、ネオキャリア全体に根付いている風土と言えるでしょう。
あともう一つ魅力を挙げるとすれば、“社員に対する愛情の深さ”です。
私は一度転職をして再度ネオキャリアに入社しているのですが、別の会社に転職をした後もずっと私のことを気に掛けてくれ、実際に「もう一度戻って来ないか?」とお声がけいただき現在に至ります。
会社を辞めたから関係性もそこで終わりという訳ではなく、社員が退職することに対し、寂しいという気持ちはありながらも応援してくれるような社風が魅力だと思います。
「アルムナイ」(※)のようなコミュニティもありますし、人と人とのご縁を大切にしている風土があり、社員一人ひとりの挑戦を後押ししてくれるのが魅力であり好きな部分です。
※その企業を離職・退職した社員同士の集まりのこと。
インフルエンサーとして、マーケットを変革させていきたい。
_では、事業部や鵜戸西さん個人としての今後のビジョンは何かありますでしょうか?
現在はGIFTERSの責任者をしているため、まずは事業やサービスをスケールアップさせ、より多くの企業様・求職者様に価値提供していきたいというのが直近のビジョンになります。
その上で成し遂げたいことで言うと、インターナショナルな環境で働いている人の当たり前のレベルを上げたいと考えています。
学生の皆さんも耳にしたことがあるかと思いますが、昨今、外国人人材の労働環境の劣悪さや労務管理の煩雑さが社会問題として取り沙汰されています。
我々もバイリンガル人材を中心とした外国人求職者に関わっているため、そういったインターナショナルな環境で働いている人が、もっとやりがいや意義を持って働けるような場を提供していきたいと考えています。
とはいえ、まだまだ事業の規模も小さいため、まずはサービスを成長させていくことでGIFTERSの社会的影響力を向上させ、その上で“インフルエンサー”のような立場として現在のマーケットを変革させていけるような取り組みをしていきたいです。
日系企業×インターナショナルな関係。オーナーシップを持って事業を創造できる環境がネオキャリアにはある
_最後になりますが、ネオキャリアに興味を持っている人、特に海外やグローバルなお仕事に興味のある人に向けて何かメッセージをお願いいたします。
ネオキャリアという日系企業の良さを持ちつつ、インターナショナルな関係でスキルや経験を身に着けることができるのが海外事業本部の特徴であるため、そういった環境で働きたい人にとっては最適だと思います。
また、GIFTERSに関してはまだ立ち上がって1年も経っていない新規事業になります。そのため、0→1を作るような立ち上げフェーズに携われるのも面白さだと思います。
もちろん新規事業がゆえの難しさはありますが、自分自身でオーナーシップを持って事業を創造していきたい人に対してより良い成長機会を提供することはお約束しますので、このインタビューを通じてネオキャリアの海外事業本部に興味を持っていただいた人は是非弊社の選考に応募し、面接の際に詳しい話を聞いていただければと思います!
_鵜戸西さん本日はありがとうございました!