interview
2018年4月17日

「日本企業の採用価値観を変革する」 この自分史上最大の”やりがい”に辿り着くまで。

海外事業部マネージャー
水落 健人
2012年入社
就職活動をする上での軸は、「何をするか」よりも、まず「誰とやるか」。ネオキャリア入社の決め手は、社長との最終個別面談でのやり取りだったと言う。終始本気でダメ出しをされ、でも不思議と、その本気で諭してくれる姿に惹かれたと水落は語る。この人を本気で見返してやりたいと強く心に思い入社。グループ会社のアクサス株式会社の営業を経て、現在は海外事業部の中心メンバーとして活躍する水落が今描いている未来を語った。

天狗になっていた時期に来た転機のメール。

入社して3年が経ったある日、社長から突然メールが届いたんです。「来週、ミーティングいいか?」って。

入社して3年間、社長とはほぼ関わっていなかったので、内心何の用件だろうってビクビクしていたんですが、そのミーティングで社長にこう言われたんです。「近頃、なんだか行き詰まってるらしいな。これから台湾に新しく現地法人を立てるから、やらないか」って。正直びっくりしましたね。

実は、入社して最初に配属されたエンジニア派遣の営業の仕事が、なかなかの順調ぶりで、ちょうど次のステージを模索していた時期だったんです。成績を出し続けていて少々天狗になっていたのが、社長の目にも留まったんだと思います。

今だから言えるんですが、その時期に実は、次の満足に向かうために転職活動もしていて、オファーもいくつか頂いていたんですが「新規の立ち上げ」しかも「海外で働く」という機会、これを逃したら、たぶん僕は一生海外で働くことはない、このチャンスを逃さないぞって、二つ返事でお引き受けしたんです。

社長にその場で「水落はノリが軽いから、じっくり1週間考えてくれ」って言われたんですが、次の日にはもう、考えは変わらないからお願いします!とお伝えしに行っていました。

責任重大。責任、二十代。

ネオキャリアは、若手をどんどん抜擢して任せる会社。まだ24の若造に海外の1か国の拠点を任せるというのは相当チャレンジングなことだと思うんです。その思いに僕自身もチャレンジ精神を持ってなんとか応えたいと思いました。

とは言っても、会社を一から立ち上げるというのは何せ経験がないことだったので、毎日が本当に苦戦の連続。特に苦戦したのは採用した台湾人社員のマネジメント。一年半ぐらい経って社員が15人にまで増えた時、そのタイミングで社員が辞めたことがありました。ヘコみましたね。原因は何だっただろうって必死で分析しました。

それで分かったのは、働く上での「思想」や「ビジョン」を共有することの重要性。それをスタートの段階から怠っていたんです。どんなに優秀でどんなに一緒に仕事をしていて楽しくても、ただのフィーリングだけでは、やっぱりいつか方向性がズレていくんです。

辞めなかったメンバーは、偶然ネオキャリアのカルチャーにフィット感があった。その”フィット感“をより明確にするために、残ったメンバー全員で「自分たちのビジョン」を作ることにしたんです。

リクルーティングもマネジメントも初めてで、コレという見本もない。だからこそ手探りで、目の前のことに必死で向き合うことができたんだと思います。

メンバーを
幸せにできなければ、
お客様を幸せにはできない。

自分たちのビジョンとして決定したのは「2019年、台湾の人材紹介事業の中でNO.1になる」という目標。生半可な気持ちでは達成は難しいということも、もちろん皆が分かっていました。その気持ちを採用の時にも発信し、そこに共感できる人だけを社員として迎えました。

だからこそ、文化の違いはあれど、時には皆で夜遅くまで仕事をしたり、時には厳しく怒ったり、時にはぶつかり合いながら、本当の意味で一丸となって進めるようになったんです。

よく仕事をする上で大事なのは「お客様第一」と言いますが、僕自身の本音は「メンバーが第一」。一緒に仕事をするメンバーを幸せにできなければ、その先のお客様を幸せにすることなんてできないと思っています。ここでいう「幸せ」とは、皆でモチベーションを共有し、皆で仕事に真剣に向き合って、皆で達成感を味わうということ。

現在僕は日本に戻って来ていますが、時折、気になって現状をヒアリングしたりしています。今では台湾の会社は35人まで社員が増え、自分たちのビジョンに向かって一歩ずつ着実に歩みを進めているようです。初めての海外での仕事。大切なことを学び、また僕自身の新たな野望も生まれた、貴重な2年半となりました。

日本はもっともっと
優秀な人材を
国籍問わず増やしていくべき。

日本に戻ってきて、今は海外事業部という部署で、日本企業に外国人を正社員として紹介するという事業を進めています。これはネオキャリアが先駆けてやっているサービスで、これまで以上にやりがいを感じていますね。

日本って、まだまだどこかで日本人が一番だと思っているんです。僕自身も、海外へ行く前はそう思っている節がありました。だからこそ、まだまだ仕事の現場に外国の優秀な方々を受け入れられていないのが現状。徐々に増え始めているとはいえ、日本はもっともっと優秀な人材を国籍問わず増やしていくべきなんです。

少子高齢化で、労働人口も減っていく流れにある日本において、企業としての採用価値観を変革していくことは必須だと感じています。そのことを今あらゆる企業を回ってお話しているんですが、やっぱりまだまだ本当の意味でグローバル企業になりきれていない日本企業がたくさんあるなというのを痛感しています。

だからこそ、やりがいがある。実績をコツコツと作って、地道に、でも着実に採用価値観を変革していくことで、日本に外国の優秀な人材を格段に増やしていき、そうすることで、もっともっと日本を盛り上げていきたい。それが今の、僕の野望です。

下村彩紀子

NEOONE編集部。2015年に新卒でネオキャリアに入社し、多くの企業の新卒採用支援に携わる。その後2017年1月に採用部に異動し、2017年10月より採用マーケティングを統括し、採用広報も兼任。2018年9月に、「ネオキャリアで働く楽しさ、素晴らしい活動をもっと発信していきたい!」といった想いで、NEOONEを立ち上げる。モットーは「ローマは1日にして成らず」