interview
2020年3月26日

チャリティ活動を経たことで、価値観が変わり、仕事への向き合い方も大きく変化した。 

ReeracoenGroup
Regional Director 内藤 兼二

 内藤 兼二(Kenji Naito)
2006年から約9年間大手人材紹介で営業を経験。その後2015年ネオキャリアに中途入社。Reeracoenマレーシア法人を立ち上げ、現在は10の国と地域を統括し、日々各国を飛び回る生活を送る。私生活では二児のお父さん。

こんにちは。neoone(ネオワン)編集部の吉野です。

今回は、大学生の頃からチャリティ活動に取り組んでいる内藤さんをクローズアップ。チャリティ活動の出会いや経験を通じて、自分自身の価値観や仕事への向き合い方が、どのように変化していったのかお伝えしたいと思います!

ーチャリティ活動を始めたきっかけは?

内藤さん:2003年、大学生の頃に先輩から誘われたのがきっかけでした。
それまでは、チャリティ活動にはあまり興味をもっておらず、どのようなものかもイメージできていませんでした。むしろ、そういうの偽善だよな、と思ってしまうタイプで。当時、スキューバダイビングをやってみたくてある先輩に相談したら「だったらフィリピンはどう?フィリピンの児童養護施設に訪問し、その後ダイビングを楽しむ、という企画をするから一緒にやろうよ!」と誘われ、「チャリティとかは軽く済ませて、ダイビングをやろう」と、そんな軽い気持ちで参加しました。

主な活動内容は二つ。一つは国内でチャリティイベントを開催するための企画から運営を行い、イベントで得た資金をフィリピンとカンボジアの孤児院にいる子ども達に寄付すること。もう一つは実際に現地へ行き、子ども達の夢を叶えるドリームズ・カム・トゥルー企画を実現することです。これは博物館に行ってみたい、水族館に行ってみたい、と子ども達が未体験を実現させてあげる企画です。少しでも子ども達の笑顔がみられるように、私たちができることは最大限やろうと、取り組んでいました。

実際に現地に行ってスラム街のすぐそばで、子ども達が生活をしているのを目の当たりにして、カルチャーショックを受けたのを覚えています。その時、素直に「この子ども達のために何かしてあげたい」と、心から思いました。

 

ー子ども達とははじめどういう風に関わっていったのですか?

内藤さん:100人以上が共同生活をする施設で暮らす子ども達は親と一緒に暮らせないという経験から、他人に対して距離を置いたり、壁をつくってしまったりと、最初は心を開いてくれず、会話もしてくれませんでした。ですが、一緒にいる時間が増えるにつれ、英語とボディランゲージでの会話も増えて、徐々に心を開いてくれました。

そして、最終日のお別れの時は、私達も子ども達も号泣するほどの関係に。その施設を運営する方ともあわせて、人との付き合い方の原点に気づけたと思います。
言語を超えて育む関係性ってあるんだと。

 

ーチャリティ活動を通じて、内藤さん自身変わっていったことは?

内藤さん:チャリティ活動をする前は、自分のことしか考えていなかったのが「誰かのために自分は何ができるのか」を、考えるようになっていきました。
自分のことばかり考えている時は、他責にするし、自分の周りで起きる事もなんか他人ごとだったりして、人間関係もどんどん内に閉じていってしまっていたのですが、誰かのために頑張ろうと思った時や、その行動が役に立った時は、達成感はもちろんのこと「もっと、こうしていきたい」と、さらなるアクションにつながっていくのです。しかも、僕らのチャリティ団体は当時、年間で300万円の収益をあげないといけないので、イベントをしたり、企業を集めて学生向けの就活イベントをしたり、今考えると、すごいコミットしていました(笑)。だから、ただのボランティアとは違うんですよね。リアルにお金を稼ぐんです。僕らの頑張りが、彼らの学費や生活費に直接影響するんで。でも、こういう何かにコミットして成長感を感じるのはすごい楽しかったんですよね。

もともと、10人もいないグループでしたが、1人でもこの楽しさを多くの人に体験してもらいたかったので、仲間を増やし2年間で40名位になりました。
その活動する仲間からも大事なことを学びました。一人ひとりが「えがく未来を実現させるために、もっとこうしていこう!」といった熱い想いや考えをもっていて、常に利己的ではなく利他的に物事を捉えて行動していました。

不思議なんだけど、成長を求める対象として、このチャリテイー活動をなぜか選び、やっていることは誰かのために何かをするのと同時に自己成長を感じる。そういう、なんか不思議な感覚だったんですよね。
一緒に活動していく中で、どんどん感化され、熱量が高まっていき、同じ目標・目的に向かって、時にはけんかして、辛い時もみんなで一体感をもって活動をし続けることができました。学生なのに個人目標を設定して、未達だと詰め合っていましたね(笑)。

ー仕事に対しての向き合い方はどのように変化していきましたか?

内藤さん:仕事とチャリティ活動は、別の世界の話ではなく、限りなく近いものだと考えるようになりました。仕事は「〇〇しないといけない」といったような義務や強制的に捉えてしまうと一気につまらなくなります。ただ、当事者意識をもち「やらされている」ではなく「自分が主体的にやっている」という感覚をもてると、仕事はどんどん楽しくなりますし、自身の成長もやりがいもより感じやすくなります。僕も最初はテレアポとかやって大変だったんですが、顧客の声をどんどん拾いに行って、何に困っているのかリアルな声を聞くと、純粋に「この人のために何かしてあげたい」と思い、喜んでもらえる事ならいくらでもやろう!と、仕事に励み、結果が出る。だから、また動機が形成される。このようなすごくいいスパイラルになったんですよね。

こういった当事者意識の根本はチャリティ活動から学びました。だから、今に至るまで17年間もこの活動に関わっているんです。REERACOENフィリピン法人からも2017年には寄付をさせていただきました。それに学びが多いので、うちのメンバーも毎年子どもたちに会いに連れて行っています。

ーチャリティ活動での学びを、メンバーにどう伝えていきたいと思っていますか?

内藤さん:一緒に働いているメンバー達に「誰かのために何かをする楽しさと喜び」を伝えていきたいと思っています。相手のことを想い、シンプルに行動することで、どれほど相手に信頼されるのか。そして、最終的にそれが自分の財産にもなるということを伝えたいですね。仕事でいうのであれば、「お客様のために自分は何ができるのか」「どうあるべきなのか」を考え愚直に行動していくと、思いもしなかった感動や、その先には自らがほんとうにやりたいキャリアも見えてくると思います。しかも、そういう一生懸命やっている人には、周りに応援団ができるんですよね。誰かがサポートしてくれるんです。

そういった考えをもつメンバーを増やしていき、一人ひとりがワクワクする未来、ドキドキする明日をつくれたら最高だなと思います。
昨年、社員みんなで集まって再定義したREERACOENグループのミッション
「世界中の幸せを求める人々と“Wonderful”な未来をつくる」には、こういう経験が根っこにあるんですよね。

ー内藤さんありがとうございました!

ーインタビューを終えてー
チャリティ活動のように、自分のためではなく、人のために何ができるかを考え、懸命に行動すること。その結果は自分自身の価値観を変えるようなことにもつながるんだということが気づけたインタビューでした。

私自身も、いま自分に何が必要なのか、何をすべきなのかを考えた上で「自らアクションする」ことを心がけていけたらと思います。

吉野 珠美礼

neoone編集部。2016年1月にアルバイトとして入社。働いていく内に、一緒に働いている人やネオキャリアの成長ができる環境に魅了されて正職員に切り替え、現在広報室に配属。
ネオキャリアの「リアル」な良さを発信していきたいと思います!